アボカドの上に寿司!?　“インパクト系ベジフード”がブーム

“健康ブーム”の影響もあり、野菜中心の食生活にシフトする人が増えているなか、「ただ野菜を使っただけのメニューでは味気ない！」といった声に応え、盛り付けや彩りにこだわったビジュアル勝負のベジメニューが登場。若い女性を中心に注目を集めている。

旬の野菜料理が充実するレストランバー「Restaurant＆bar CHOU CHOU(シュシュ)」(名古屋市中区)は、夜でもヘルシーな料理とお酒が楽しめる、名古屋の人気店。メニューには、女性シェフが作るシンプルな味付けの料理が並ぶ一方、“インパクト系”ともいえるベジフードも人気だ。

アボカドの上に寿司が乗った珍メニュー「アボカド寿司」(900円)は、完熟したアボカドの実を丸々1個使っており、コロンとしたフォルムも可愛らしい一品。同店の宮川シェフによると「お寿司は、ご飯の中にパセリや生ハムを混ぜたり、アボカドと合うように工夫しています」とのこと。また、「男女問わず様々な方が注文される、当店の“看板メニュー”です！」ということで、評判も上々のようだ。

他にも、直径10センチ以上の大きなトマトを丸1日漬け込んだ「丸ごとトマトのマリネ 生ハムのせ」(900円)もインパクト大！　「別のお店で、トマトを丸ごと1個使った“トマトのおでん”を食べたことがあって、そこからヒントを得て考えました」と、宮川シェフ。隠し味にハチミツを入れることで、まろやかな味に仕上がっており、ボリュームのわりにはペロリといけちゃいそう。何人かで分け合って食べるのがオススメだ。

「他にも、名古屋には地産地消をテーマに、地元で採れた有機野菜がたっぷり味わえる「食育ひろば まかまか」(名古屋市中区)や、名古屋の中心「オアシス21」(名古屋市中区)で、毎週土曜日行われる都市型朝市「えこファーマーズ朝市村」など、ベジフードが楽しめるスポットが続々。見た目にも楽しいベジフードで、早速“ベジ生活”を始めてみては？　【詳細は、10月19日発売の東海ウォーカーに掲載】