おなかも心も大満足!椎名町・東長崎の激安ランチ3選
東京ウォーカー
大学や専門学校が点在する池袋からすぐの場所にあり、おなかを空かせた学生が数多く暮らす池袋線椎名町駅と東長崎駅周辺で、お財布に優しい激安ランチを楽しめる店を発見!
今回は、ワンコインのパスタ&丼ものに、品数豊富な定食、大盛りの肉そばまで、味、ボリューム、コスパの三拍子がそろった3軒を紹介。“手頃な値段で、おなかいっぱい食べて欲しい”そんな店主たちの思いが詰まった愛情満点のメニューで、おなかも心も満たされること間違いなし!
コスパ抜群のワンコインランチ♪「South Wind」


地元出身のオーナーシェフ・内田和彦さんが一人で切り盛りする「South Wind」。こちらの店で学生たちがこぞってオーダーするのが、500円の「日替わりランチ」だ。内容は日によって異なるが、通常メニューの中からパスタ2種類、ご飯もの1種類ほどが登場する。

この日の日替わりランチは、ブロッコリー、パプリカ、キャベツ、ホウレン草など色とりどりの野菜が入った「野菜8種のクリーム」(500円※通常800円)。野菜の種類はその日によって異なり、春にはタケノコ、秋にはキノコなどの旬野菜が加わることも。野菜の甘みが溶け出したコクのあるクリームソースはクセになるおいしさで、ツルンとした喉ごしが心地よい細めのパスタとよく絡む。
パスタは通常90グラムだが、プラス100円で大盛り(140グラム)、300円で2倍(180グラム)に増量してもらえる。さらに平日11時45分〜13時15分以外の時間は、パスタ全品大盛り(140グラム)無料となるので、おなかいっぱい食べたい人はお見逃しなく!

そしてもう一つの日替わりランチも。「テリヤキチキン丼」(500円※通常600円)は、甘辛いタレに漬け込み、鉄のフライパンで香ばしく焼き上げたテリヤキチキンが、肉汁あふれる極上の味わい。「近所のお母さんが夕食のおかずに買っていくこともあります」と内田さん。
日替わりランチには、お好みでランチサラダ、ランチドリンク(各プラス100円)を付けることができる。ランチドリンクは3杯までおかわり無料なので、食後のんびり過ごしたい人には断然おすすめ!その日の気分に合わせてチョイスできるのも、この店の大きな魅力だ。
「日替わりランチの内容は、大抵その日の朝に決めています。気温の低い日はクリーム系のパスタ、高い日はオイル系のパスタなど、天候も考慮に入れますね」と、内田さん。その細やかな気配りとリーズナブルな価格、そしてワンコインとは思えない本格的な味わいが評判を呼び、ランチタイムは連日大盛況!ぜひ訪れてみて。
優しい味が心に染みる!「大野屋」


東長崎駅南口から徒歩すぐの場所で、3代に渡って店を続ける「大野屋」。戦前に甘味処としてスタートし、戦後すぐそば店に転身、そして現店主である大野攻さんが店を継いだ1972(昭和47)年から、昼は主に食堂として、夜は居酒屋として営業している。
「親の代から続けさせてもらっている店だから、あまり儲けを考えていません。お客さんに喜んでもらえることが一番だね」。そう語る大野さんが作る料理はどれも優しく、滋味深い味わい。品数豊富な定食メニューはどれも手頃な価格なうえ、ご飯がお代わり自由なので、腹ペコの男子学生もおなかいっぱいに!

定番人気の「肉じゃが定食」(600円)は、芯まで味の染みたホクホクのジャガイモが絶品! 一緒に煮込まれた鶏の手羽先はホロリと崩れるほど柔らかで、とろける脂のうま味が口いっぱいに広がる。サラダ、冷奴のほか、とろろの小鉢も付いて、栄養満点だ。

そして大野さんのおすすめが「生姜焼き定食」(650円)。生姜焼きに使う豚肉は、上質なかたまり肉を仕入れ、お店で切り分けている。噛むたびに肉汁が染み出すジューシーな豚肉に、生姜が香る甘辛いタレが絡まり、ご飯がいくらでも進むおいしさだ。
肉だけでなく、魚料理が豊富なのもうれしいところ。深海で獲れる白身魚・あこうだいの味噌煮がメインの「あこうだい定食」(650円)は、驚くほど身がふっくらで柔らか!濃すぎず、薄すぎない味噌ダレが、白身魚の繊細な味わいを引き立てている。

「煮魚は土鍋で煮ると、ふっくら仕上がるんだよ」と、大野さん。家庭的でありながら味わい深い大野さんの料理には、長年の経験から生まれた独自の技が生かされている。またこちらの店は、お酒(生ビール600円ほか)を一杯頼むとお通し一品が無料で付いてくることでも有名。食事だけでなく、軽く一杯飲みたいという時にも便利だ。
「店に来てくれるお客の8割は常連さんです。自分ももう歳だから体が辛いこともあるけれど、お客さんのために店を開けていたい」。そう言って笑う大野さんの人柄が生み出した、リーズナブルで愛情満点の定食メニューで、心と体に元気をチャージしよう!
ボリューム満点の肉そばが味わえる「南天 本店」


池袋線椎名町駅北口を出てすぐの場所にある「南天 本店」。この地に21年続く立ち食いそばの名店だ。お客さんが10人も入れば満員になりそうな小さな店でありながら、その人気は絶大。取材当日は雨の昼下がりにも関わらず、途切れることなくお客さんが訪れていた。

こちらの店の看板メニューは、そばが隠れるほど肉がのった「肉そば」(430円)。オーナーの湯浅清さんが試行錯誤の末に生み出したこだわりの一杯だ。「この場所に店を開こうと決めた頃に、よく通っていたそば店の肉そばが大好きだったんです。ただ、その肉そばを食べる度“これにもっと肉が入っていたらなぁ〜”と思っていて(笑)。それなら理想の肉そばを自分で作ってみよう、と思ったのが始まりでした」。

湯浅さんが試作と試食を繰り返して完成させた肉そばは、たっぷりの豚肉とタマネギをそばつゆと共に煮込むことで、肉のうま味を全面に押し出した一杯。豚肉はすべて国産を使用し、バラ肉とモモ肉を絶妙なバランスでブレンドすることで、脂身のとろけるようなおいしさと、赤身のモチモチとした歯ごたえの両方が味わえる。豚肉に合うようにと作られたそばは、とろろを練り込んだツルンとした喉越しが特徴。豚肉とタマネギのうま味が溶け込んだ少し甘めのつゆとよく絡む。
「つゆが甘めなので、関西風ですか?とよく聞かれるのですが、完全なオリジナルです」と、湯浅さんは笑う。


そばつゆで煮込んだキャベツがたっぷり盛られた一杯が登場!トロトロに煮込まれたキャベツと喉越し抜群のそばが思いもよらぬ好相性。キャベツの甘みが口いっぱいに広がる優しい味わいに癒される。肉もキャベツもどちらも気になる!という人には、肉そばにこちらのキャベツをトッピングした「肉キャベツ」(480円)がおすすめ。このほかにも「肉カレー」「肉天ぷら」「肉なめこ」(各480円)があるので試してみたい。
また、店のメニューはどれも、そばとうどんのどちらかを選べる。給食のソフト麺をイメージしたという柔らかく細めのうどんにもファンが多いのだとか。うどん好きはぜひとも頼んでみよう。4月上旬からは、冬季メニューの「カレー」(380円)を除く全品で、これからの季節にぴったりの「冷やし」がセレクト可能になる(料金は同)。GW頃には「カレー」に代わり、夏季メニューの「とろろ」(380円)が登場するので、こちらもお楽しみに。
個人店が多く人情味あふれる街にこそ、安くておいしい名店あり!地元の人々が通い詰めるランチの名店で、午後の活力をつけよう。【ウォーカープラス/PR】
CRAING
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