鉄の町で生まれ、愛され、広まった!福岡&北九州の“鉄鍋餃子”7選

九州ウォーカー

X(旧Twitter)で
シェア
Facebookで
シェア

北九州市八幡で約60年前に誕生し、今や全国に広まった鉄鍋餃子。そんな福岡生まれの名物と共に歩んできた老舗のこだわりを紹介!

焼きたてをそのまま!理にかなった創業者の工夫「やまとぎょうざ 本店鉄なべ」


屋号の「やまとぎょうざ」は“日本生まれの餃子”の意で、あんが主役の薄皮仕様は創業時から変わらない。餃子と一緒に、「たんめん」(595円)、「焼きめし」(650円)など麺飯系を頼むのが常連の楽しみ方だ。

【写真を見る】やまとぎょうざ 本店鉄なべ / 「焼きぎょうざ」(10個540円)。両面焼きが“本店鉄なべ流”。ニンニクは少量なのであと味さっぱり


やまとぎょうざ 本店鉄なべ / 牛肉を入れるのが特徴!


[やまとぎょうざ 本店鉄なべ]福岡県北九州市八幡西区黒崎1-9-13 / 093-641-7288 / 11:00~21:30(※売り切れ次第終了) / 木曜休み(祝日の場合営業) 

サクッ&カリッとグッドな食感「鉄なべ 荒江本店」


初代が「やまとぎょうざ 本店鉃なべ」で餃子作りを学んだあと、ひと口サイズの“博多の鉄なべ”を考案。一般的な餃子に比べ、多めの油で揚げ焼きにし、サクサクの羽を作る。

鉄なべ 荒江本店 / 「餃子」(9個540円)(※写真は4人前)。皮作りや野菜のカットまで手作業。ピリ辛の自家製ラー油でどうぞ


鉄なべ 荒江本店 / あんは野菜の甘味の中に豚肉の旨味が溶け込む。単品のほか定食(918円)も用意


[鉄なべ 荒江本店]福岡県福岡市早良区荒江3-10-4 / 092-841-1549 / 17:00~24:00 / 月曜休み(祝日の場合翌日)

分厚い鉄鍋でこんがり「鉄なべ 中洲本店」


発祥は北九州市折尾で、現在は福岡市内3店舗で鉄鍋餃子の魅力を伝える。あんに入る鹿児島のブランド豚「茶美豚(ちゃーみーとん)」は臭みがなく、旨味がしっかり。タレやラー油も自家製。

鉄なべ 中洲本店 / 「焼き餃子」(7個435円)(※写真は3人前)。強火で熱した鉄鍋で、カリッとした食感のよい焼き目を付ける


鉄なべ 中洲本店 / 最後まで熱々の状態で楽しめる。厳選した九州産の肉や野菜で作る餃子は、週末には1日約6000個を売り上げる盛況ぶり


[鉄なべ 中洲本店]福岡県福岡市中央区西中洲1-5 / 092-725-4688 / 17:00~翌3:00 / 火曜休み 

ついついハシが進む旨さ「博多祇園 鉄なべ」


鉄鍋に餃子を同心円状に敷き詰め、均等に焼き上げる“丸い鉄なべ餃子”の元祖的存在。餃子は食欲をそそる音と共に熱々の状態で出る。カリカリッとした焼き目で、歯応えが心地よい。

博多祇園 鉄なべ / 「焼餃子」(8個500円)(※写真は5人前)。ライトな食感で、2、3人前は軽く食べられる。ニラの風味も豊か


博多祇園 鉄なべ / ハフッと頬張るとニンニクを効かせたパンチのある味わいが口に広がる。自家製ラー油、柚子胡椒がアクセント


[博多祇園 鉄なべ]福岡県福岡市博多区祇園町2-20 / 092-291-0890 / 17:00~23:00 / 日曜・祝日休み

この道50年以上 熟練の技が光る「ぎょうざ 五十番」


“久留米の餃子といえば”で一番に名が上がる店。70代の山下和正さん夫婦と、孫の堀内 凌さんが暖簾を守る。焼&水餃子、飯のみと、潔いメニューからも味への自信がうかがえる。ひと口サイズの餃子は、キャベツの甘味を生かしたあんを手作りの皮で包む。鍋から聞こえる音で焼き加減を判断する熟練の技はさすがだ。

ぎょうざ 五十番 / 「餃子」(9個450円)。酢醤油、ニンニク醤油、タカノツメで好みのタレを作るのが五十番流


[ぎょうざ 五十番]福岡県久留米市東町34-42 / 0942-32-4194 / 17:00~22:00(LO)(※売り切れ次第終了) / 日曜・月曜休み

高温で焼き、ニンニクはごく少量「ぎょうざ亭 たしろ」


小倉のラーメン店時代に評判だった鉄鍋餃子を柱に専門店へ転身。ふんわり食感を大切にその都度包む餃子は、店主の生家がもともと料亭だったこともあり、和風で上品な味わいだ。

ぎょうざ亭 たしろ / 「鉄板焼ぎょうざ」(6個378円)(※写真は2人前)。水気の多い野菜は使わないなど、あんの食感を大切にしている


ぎょうざ亭 たしろ / 店主おすすめの「大葉巻き蒸しぎょうざ」(5個540円)。蒸されることで野菜の甘味が引き立つ


[ぎょうざ亭 たしろ]福岡県北九州市八幡東区尾倉1-3-17 / 093-681-2465 / 17:00~23:00(LO22:30) / 月曜休み

遠方客も多数の隠れた名店「ぎょうざ 鉄なべ」


鉄鍋の源流である「やまとぎょうざ 本店鉃なべ」の流れを汲む。手作りの皮、牛肉の味わいが個性的なあんなど、昔ながらの作り方を徹底。鉄板で作る「焼めし」(500円)もぜひ。

ぎょうざ 鉄なべ / 「焼ぎょうざ」(10個400円)。自然にできた薄い羽が黒崎の「本店鉃なべ」の流れであることの証


ぎょうざ 鉄なべ / 遠方客も多数の隠れた名店。地元民は日常的に利用し、持ち帰り注文も多い


[ぎょうざ 鉄なべ]福岡県北九州市若松区中川町1-23 / 093-761-1711 / 15:00~21:30(LO)(※売り切れ次第終了) / 水曜休み(祝日の場合営業) 

九州ウォーカー編集部

この記事の画像一覧(全13枚)

キーワード

テーマWalker

テーマ別特集をチェック

季節特集

季節を感じる人気のスポットやイベントを紹介

いちご狩り特集

いちご狩り特集

全国約500件のいちご狩りが楽しめるスポットを紹介。「予約なしOK」「今週末行ける」など検索機能も充実

花火特集

花火特集2025

全国約900件の花火大会を掲載。2025年の開催日、中止・延期情報や人気ランキングなどをお届け!

CHECK!全国の花火大会ランキング

CHECK!2025年全国で開催予定の花火大会

おでかけ特集

今注目のスポットや話題のアクティビティ情報をお届け

アウトドア特集

アウトドア特集

キャンプ場、グランピングからBBQ、アスレチックまで!非日常体験を存分に堪能できるアウトドアスポットを紹介

ページ上部へ戻る