手作りの温かさが伝わるフランス菓子店「patisserie en Famille(アンファミーユ)」
東京ウォーカー(全国版)
荻窪教会通り商店街を進んだ少し奥に位置する「patisserie en Famille(アンファミーユ)」には、午前中からお客さんがひっきりなしに訪れる。爽やかなグリーンの窓とブルーの壁が印象的なこちらの店は、フランス菓子が並ぶパティスリーだ。


注文を受けてからクリームを入れる「シュークリーム」や、国産のリンゴを使った「アップルパイ」、口当たりが滑らかな「ミルクレープ」が季節を問わず人気の菓子となっているほか、フランボワーズとイチゴのムースが色鮮やかな「ルボア」といったフルーツを使ったケーキも多数。ショーケースを眺めているだけで幸せな気持ちになれる洋菓子は、どれにしようか迷ってしまうほど華やか。
さらに店内には焼菓子もズラリ。「どこを見ても違うものが並んでいるようなお店を作りたかった」と話すのはパティシエの高木さん。その言葉通り、ちょっとしたおやつにちょうど良いフィナンシェやマドレーヌからギフト用まで、焼菓子も幅広くそろっている。
毎週火曜にはパティスリーならではのパンを販売


毎週火曜には焼きたてのパンも販売。口どけのよいカスタードがたっぷりの「カスタードクリームパン」、手作りのスイートポテトを入れて焼いた「スイートポテトパン」など、どれもパティスリーで使用する素材を惜しげも無く使った、同店ならではのパンばかりだ。
さらに、風味豊かなバターを贅沢に使った「リッチロールパン」やホワイトチョコチップをたっぷり練りこんだ「しろファミパン」はなんと100円以下と価格も驚くほど控えめ。「良質なものをできるだけ手ごろに、というのがモットーなので」と高木さん。

赤い服がよく似合っている女の子と赤ちゃんを抱っこしたママは、毎週のように来店するそう。「娘がスイートポテトパンが大好きで。週に1回のお楽しみです」と話してくれた。赤ちゃんが生まれる時期にはおばあちゃんと2人で買いに来るほど同店のパンがお気に入りなんだとか。
「patisserie en Famille」では、歯の生えはじめた赤ちゃんにおすすめのもちもちとしたパン「パン・ド・アンファミーユ」をそろえるなど、子を持つ親でもある高木さん夫婦の優しさが、ゲストの心を惹きつけている。
「ただいまって帰ってきてもらえるような場所になれれば」
店名の「en Famille(アンファミーユ)」はフランス語でアットホームを意味する。「和訳では“憩い”という意味になるんですが、日本でいう誰かにとってのお味噌汁みたいに、うちの洋菓子で誰かがホッとできるようなお菓子を作りたい」と高木さん。それがゆえに、赤ちゃんから子供、そして大人、お年寄りまで幅広い世代がほっとできるお菓子を見つけられるようにと、生菓子に焼菓子、パンとカテゴリーごとに多彩な種類を取りそろえている。

税込100円で提供している焼菓子のパックも、100円玉片手に買いに来れるようにと、キッズのために用意されたもの。これも“子供たちが良質なものをお小遣いで買える場所を提供したい”という心遣いが生んだコーナーとなっている。
ケーキなどの生菓子から焼菓子、パンに至るまでどれをとっても妥協のない味わいにも関わらず、価格を抑え、さらに豊富な種類をラインナップする「pâtisserie en Famille」。自分だけのほっとできる味わいを探しに、ぜひ出かけてみて。お気に入りが見つかったとき、きっとひと口で自然と笑みがこぼれるはずだ。
※pâtisserie en FamilleはAmexとJCBの地元を応援するプログラム「SHOP LOCAL」参加店です
【編集・取材・文=CRAING/撮影=齋藤ジン/ウォーカープラス編集部】
※記事内の価格は特に記載がない場合は税抜き表示です。商品によって軽減税率の対象となる場合があり、表示価格と異なる場合があります。
CRAING
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