横浜市出身のGANG PARADE・ユメノユアが語る メジャーデビュー後初のアルバム「LOVE PARADE」【前編】
横浜ウォーカー
2019年4月ワーナーミュージックよりメジャーデビューし、5月には10人体制となったアイドルグループGANG PARADE。メジャーデビュー後初のアルバム「LOVE PARADE」の発売を前に、横浜市出身のユメノユア(以下、ユア)に話を聞いた!

——ユアさんは音楽活動につながるような、地元のエピソードってありますか。
ユア 横浜市出身なんですが、学生時代には川崎にもよく行っていました。音楽活動につながるというとライブハウスによく通っていたことかな。もうなくなっちゃったんですけど、横浜BLITZとか横浜中華街のclub Lizard YOKOHAMAとか。「BAYCAMP」という川崎の大きなフェスにも行ったり。
——オールナイトでやっている人気の野外ロックフェスですね。
ユア そうです! 朝までコースでちゃんと参加して(笑)。そうやって音楽に触れる機会は地元でもたくさんありました。
——具体的にはどんなライブを?
ユア ロックバンドがすごく好きで。すごく覚えているのが、横浜BLITZであったNICO Touches the Wallsさんのライブを観に行って。ちょうど音楽にハマり始めたころで、そこからどんどんゴリゴリのロックバンドにハマっていきました。ライブハウスに通うようになった第一歩ですね。
——では、GANG PARADE(以下、ギャンパレ)の野望としては、横浜アリーナでのライブなども?
ユア 横浜アリーナは、私たちが所属するWACKの渡辺(淳之介)さんが最初に手がけていたBiSが解散ライブをしたところで、やっぱり特別なんです。その時のメンバーでサキちゃん(カミヤサキ)だけがWACKに残って、サキちゃんとはギャンパレの前身ユニットから長いこと一緒にやってきていて、いつかサキちゃんと横浜アリーナに立ちたいって思いがあります。
——それには、今春メジャーデビューしたことが大きな一歩だと思うんですが。変化を感じることはありますか?
ユア そうですね。すごく大きな一歩だったんですけど、自分たちの中で、やっていることは変わらずで。常にそれまでやってきたことをどんどん進化させてきたので、何か大きな変化と言われると難しいんですが……ただ、いろんな人と出会う機会が増えたのはとても大きいと思います。取材やキャンペーンも増えましたし、アイドルが主体のイベントから、少しずつバンドやアーティストさんが出るイベントにも出演させていただくようになりました。
——ユアさん自身もラジオ番組のアシスタントパーソナリティを務めていたり(番組名)、広がりを感じているのでは?
ユア そうですね。番組にはいろんな方がゲストできてくださって、インディーズのバンドから自分よりも何十年も音楽をやっている先輩と出会うこともあって、勉強させていただくきっかけになっていますし、ギャンパレを広めるきっかけにもなっているのかなって。リスナーやゲストの方に、少しでも記憶に残ってくれる、そんな時間が過ごせるようにと思っています。

——11月13日(水)にメジャーデビュー後初のアルバム「LOVE PARADE」がリリースされます。
ユア ギャンパレはインディーズ時代から曲の振り幅が一つのポイントで、かっこいい曲からかわいい曲、おもしろい曲を含め、遊び心を表現しているのですが、今回もまた新しい一面を見せられたと思います。ナルハワールドが加入して初めてのアルバムになるし、ナルハの声を含め10人のおもしろさが表現できたのかなって思います。
——10人になったことの影響ってどんなことですか。
ユア それぞれがもっと声を出していかなければならないというのは、いつも考えています。パフォーマンスで言うと、5〜6人の少人数よりも10人だと団体芸ができるので、真ん中で数人が踊っていて、周りに何人かが散ったりもできるし、10人がぎゅっと集まってパフォーマンスできるのもひとつの見せ方になりました。表現のバリエーションが増えて、もっともっと10人のよさを生かしていかなければならないし、生かしていきたいなって思います。

【後編】へ続く
【構成・取材・文=古城久美子/撮影=中村力也】
横浜ウォーカー編集部
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