女優・歌手の水谷果穂の初のアルバム『深呼吸』が発売「身近な協力に感謝」

関西ウォーカー

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今年放送された、NHK朝の連続テレビ小説『なつぞら』やTBS系金曜ドラマ『凪のお暇』の出演など活躍中の女優で歌手の水谷果穂。2017年に歌手デビューし今回新録10曲を収録したファーストアルバム『深呼吸』が8月28日(水)に発売された。今回、女優としてもアーティストとしても活躍する彼女からお話を伺った。

初のアルバム『深呼吸』を発売した歌手の水谷果穂


歌手デビューそして、MVでは友人も一緒に


水谷の身近な人物にも協力して出来上がったアルバム


祖母が書類を応募することによってデビューすることとなった水谷。当時15歳の中学生だったことを振り返り「私の知らないところで書類審査を通過して、追加で動画の撮影を事務所に送ることになって初めて知りました」と話す。家族もその時知ることとなりびっくりしたと話すが「せっかく審査に通ったのだから芸能活動をしてみれば」と彼女のデビューを後押ししてくれたと語る。

当初友人に明かさずに活動を始めていた水谷だったがとある授業の際に芸能活動が広まってしまったのだという。「情報のパソコンを使う時間に好きなことを自由に調べていいよということがあって、友達同士名前を検索し合うみたいな遊びをしてました。その時に私のことを検索した友人が事務所のホームページに私が載っているのを発見して『何これ!』って、みんなビックリした感じになりました」と当時を懐かしむ。初めは驚いていた友達も次第に理解してくれる人の助けで恵まれた環境だったと振り返る。

そんな水谷は女優の経験を経て、2017年に主演短編映画『明日、アリゼの浜辺で』の主題歌『青い涙』で歌手デビュー。水谷は歌手活動について「女優としては自分とかけ離れた全然違う役柄だったり普段しないことを経験してどんどん挑戦していきたいと思っていますが、歌手としては自分らしさ、良さを活かせるような曲をお届けしたいです」と話し「よく声について褒められるので、その声をちゃんと歌詞に乗せて綺麗に伝えることを意識しています」と語る。

声質が似ているということでZARDの曲を使ってレッスンをしていたという水谷は「私もZARDさんの楽曲を好きになっていって、今ではあのような曲を歌いたいなと思っています」と憧れの存在なのだと語る。「以前にワンマンライブで私の一番好きなZARDさんの曲『心を開いて』をカバーさせてもらったことがあって、その曲を知っている方が大変喜んでくれました」と印象的なライブになったと語る。

収録曲『朝が来るまで』のことを振り返る


デビューシングル『青い涙』ではニューカレドニアでミュージック・ビデオの撮影を行い、経験したことのないことの多さに目まぐるしかったと話す水谷。続けて発表したセカンドシングル『君のステージへ』では「アニメ『若おかみは小学生!』の主題歌ということもあり、子どもも見ることができるようなミュージック・ビデオに仕上がりました。横山だいすけさんもお兄さん役で一緒に踊っていただいて『青い涙』とはまた違った経験になりました」と話す。「実はこのビデオでは小学校からの地元の友達にも出演してもらっていて、休憩時には横山さんともかなり打ち解けてました」と明かす。そんな友人の出演は楽しかったと回想し「撮影を楽しんで喜んでくれました」とその友人だからこその楽しさがあったという。

アルバム『深呼吸』収録曲『朝が来るまで』のMVでは…?


ワンマンライブに向けて調整することが今の課題だという


そしてシングル2作を経て新録10曲を収録したファーストアルバム『深呼吸』を発売した水谷。リードトラックの『朝が来るまで』は反町隆史主演のテレビ東京系ドラマ『リーガル・ハート ~いのちの再建弁護士~』の主題歌として抜擢された。さらに本アルバムはピアニストの清塚信也とのセッションをした『朝が来るまで(Piano Session version)』のもうひとつのバージョンを収録。

水谷は「通常の『朝が来るまで』はひとつひとつの言葉に拘って少しずつ録っていたのに対して、清塚さんとのセッションは1発で歌ったものをまるまる収録しています」と2つの収録方法の違いを明かす。「まさか1回目で録り終わるとは思っていなくて『好きなように歌ってくれれば』という言葉もいただいてあまり気負うことなく収録に臨むことができました」とリラックスした状態で収録できたのだと話す。

また『朝が来るまで』のテーマを明かして「『今の自分と何者でもなかった頃の自分の対比』というのをメロディに乗せられたらと思いながら歌いました。このテーマはミュージック・ビデオでも表現していて、白いワンピースを着ている今と緑の衣装を着ている昔の自分という形で表現しています」と話す。さらにそのミュージック・ビデオで登場する絵について水谷の祖父が描いてくれたものが登場するのだという。水谷は自分の作品に登場してくれた友人や祖父の絵に感謝を示しつつ「長い付き合いの友達と一緒だからこその嬉しいテンションだったり、祖父の絵だからこその意味を持てたりと自分の心が動くので撮影しやすかったです」と話す。

これからの活動について水谷は「今ある曲の完成度を上げて、生で歌えるようになりたい」とワンマンライブに向けて調整することが今の課題だという。「今回のアルバムではテーマが夢や未来、逆に過去だったり自分の記憶を歌っているものが多いので、まだ出会えてない曲、新しい曲に出会えれば」と挑戦していきたいと意気込みを語る。

水谷果穂『深呼吸』


水谷果穂のファーストアルバム『深呼吸』は現在発売中。

桜井賢太郎

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