芸人たちがガチの熱唱対決!沖縄のビーチで「うたうまライブ」開催

東京ウォーカー(全国版)

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3月23日、宜野湾市のトロピカルビーチに特設されたビーチステージで「お笑い芸人うたうまライブ~よしもと芸人プロデュース パラパラ漫画企画発表会~」が開催された。バッファロー吾郎とケンドーコバヤシがMCを務め、河本準一、大島美幸、黒沢かずこ、椿鬼奴、レイザーラモンRG、渡辺直美、エハラマサヒロ、川島明、佐藤哲夫、川島邦裕、もう中学生、鉄拳ら、出演者陣が登場すると、会場は歓声に包まれた。

最初のコーナーは、出演者たちが、カラオケで使われる映像をパラパラ漫画で制作し、それを披露するという“パラパラ漫画企画発表会”。最初の作品は、イラストネタを得意とする鉄拳で、「俺ら東京さ行ぐだ」(吉幾三)を、ペナルティ・ヒデのボーカルにのせて発表。サビの部分では「♪こんな村はイヤだ」と自身のネタを盛り込み、さらに実写も交えた作品に、「鉄拳すごい! すごかったよ!」と一同絶賛だったが、あまりのクオリティーの高さに「ハードル上がり過ぎ」と、ほかのメンバーも不安な様子。

次に登場したのは、「今宵の月のように」(エレファントカシマシ)の男くさい世界観を描いたという川島明の作品。ストリートミュージシャンが、恋人に支えてもらいながらも、あきらめずに夢を叶えるというストーリー性のある作品に、黒沢は「泣いちゃった……」と涙を浮かべ、渡辺直美は「川島さんにホレちゃった」と話すなど、女芸人たちを虜にしていた。

続いてのコーナーは、河本チーム、エハラチームに分かれてカラオケの採点機能を使って対決する“お笑い芸人うたうまライブ”。先攻の河本チームは、大将自らトップバッターに名乗りを上げ、キマグレンの「LIFE」をセレクト。「盛り上がっていくぞー!」と観客に声を掛けるも、歌い出しの英語の歌詞につまずき、なぜか小森のおばちゃま風の歌い方に。サビでは、持ち前の歌唱力を披露し、観客&出演者らが手を振って応え、会場全体が1つなって大盛り上がりだった。

それに対し、エハラチームもエハラ自らが手を挙げると、1組目でまさかの大将対決に! 十八番のポルノグラフィティ「サウタージ」を熱唱しながら本格的なダンスも飛び出すなど、観客の声援に後押しされて、本人もノリノリの中、大島は「何あのダンス! ムカつく……」と、かなり引き気味。結局、大将対決は、河本の“小森のおばちゃま風”が災いし、エハラチームに軍配が上がった。その後は、大島がキロロの「未来へ」を本気で歌い上げて高得点を獲得したり、渡辺直美が大島に負けず劣らずの美声で観客をうっとりさせるなど、笑いを忘れた真剣勝負が繰り広げられていた。

最後は、沖縄出身の歌手・那良井千鳥(ならいちどり)が登壇し、「(震災に遭われた)東北の皆さんに思いを届けたい」と、三線を弾きながら歌を披露。最後は、再び出演者全員がステージへ登場。会場に入りきれないほどの観客が集まった今日のステージの感想を聞かれたもう中学生は、「もりだくさんで、もりだくさんで、もりだくさんでした。3回言っちゃう感じです」と喜びを表現した。【東京ウォーカー】

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