記念日デート、どこに行く?特別な日に訪れたい名古屋のフレンチレストラン3選

東海ウォーカー

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記念日のデートなど、特別な1日を締めくくる上で欠かせないのが、ディナー。今回は、名古屋で訪れたいフレンチレストランを3店紹介する。東海地方の食通が薦める、究極のフレンチを見逃すな!

ストーリーを感じる料理にうっとり


炭焼きの香ばしさを生かしつつ、薫製の香りをピューレで取り込んだウナギ。「第二章~記憶~」からの1皿 / Reminiscence


オープンからわずか4年足らずの「Reminiscence(レミニセンス)」(名古屋市中区)。グルメサイトでの評価は常に高く、ミシュランでは二つ星を獲得。名古屋はもちろん、東京をはじめ日本各地から足を運ぶ客も多い。

【写真を見る】絶妙な火入れで、しっとりとした質感が生きたシャラン鴨。「第二章~記憶~」からの1皿 / Reminiscence


こちらで味わえるのは、おまかせコース(1万6800円)のみ。「余韻と記憶」というコンセプトのもと、ストーリーを感じる料理を展開する。第一章「余韻」として6皿、第二章「記憶」で肉や魚を3皿、第三章「安堵」ではデザート2皿、終章「追憶」で茶菓子が供され完結する。複雑に重なる食材、1皿に盛り込む豊富な種類のソース。それらを口にした時の味わいや香りの広がりで、記憶の中の風景が豊かに蘇ってくる。「価格勝負をしていると負の連鎖になってしまう」と、他店ではあり得ないほどの原価をかけて、おいしさを突き詰める。

山桜のチェアや砂時計をイメージしたテーブルなど「レミニセンス」の世界観を感じるインテリア / Reminiscence


また、店内の雰囲気も魅力の1つ。絶妙なニュアンスの白い空間は、殺風景にならず自然を感じる雰囲気。入店した時から世界観に浸れる。岐阜県高山市の「Kitani」による特注テーブル&チェアが異空間へと誘ってくれ、器やグラスの色、感触、厚さなどにもこだわりがある。「愛知県を日本屈指の観光都市にしたい。今、ようやくスタート地点に立てたところです」と語る葛原将季さん。今後の展開にますます目が離せない!

■Reminiscence / 住所:愛知県名古屋市中区栄2-15-16 コンフォート栄 2F / 電話:052-228-8275、予約専用052-228-8337 / 時間:17:00~21:30(LO) / 休み:不定休

特別感あふれる空間で王道フレンチを


ミシュランで星を獲得している、ヨーロッパの名だたる店で腕を磨いた北村竜二さんが手がける「La Grande Table de KITAMURA(ラ・グランターブル ドゥ キタムラ)」(名古屋市東区)。食通たちの支持も厚く、フレンチの名店として愛され続けている。

天井が高く、開放感のあるメインダイニングは自然と気分が高揚する / La Grande Table de KITAMURA


「愛知産・平目のマリネ キャビア、イクラ、マイクロ胡瓜、マイクロトマトを飾って」 / La Grande Table de KITAMURA ※料理は客それぞれに合わせたものとなるため、メニューは1例


オープン時から変わらず掲げるコンセプトは「レストランは劇場」。歴史的な町並みが残る地区にある邸宅を改築した店を訪れた客は、“主役”として迎えられる。和の趣がある門を進み、入口のドアを開け、ウェイティングスペースを抜けた先に広がるメインダイニングは、いっきにヨーロッパの雰囲気。そんなワクワク感を、北村さんとスタッフは料理とホスピタリティでさらに盛り上げることを目指す。

オーダーメイドの洋服のように、予約時のヒアリングなどから客に合わせてメニューを考案。リピーターには同じ料理を出さないのもモットーだ。

「蝦夷鹿とフォワグラのポワレ 可愛らしい野菜のお花と共に」 / La Grande Table de KITAMURA ※料理は客それぞれに合わせたものとなるため、メニューは1例


北村さんが料理人にとって大切なことと明かすのは「素直な料理」。13年にも及んだヨーロッパ修業で学んだ技術を生かし、愛知県産の車エビ、三重県産のサザエなど、地元産を中心にした食材のよさを引き出しながら、フランス料理の王道に仕上げていく。色鮮やかで、目でも楽しめる料理の数々に心躍るはず。

■La Grande Table de KITAMURA / 住所:愛知県名古屋市東区主税町4-84 / 電話:052-933-3900 / 時間:11:30~15:00(LO 13:30)、17:30~22:00(LO 20:30) / 休み:不定休

センスあふれる盛り付けに、感嘆のため息


1万1000円のコースの1例「北海道産エゾジカの低温ロースト」 / La Floraison de TAKEUCHI


「La Floraison de TAKEUCHI(ラ・フロレゾン・ドゥ・タケウチ)」(名古屋市中区)のオーナーシェフ、竹内正樹さんの料理は、華やかでセンスあふれる盛り付けが魅力の1つ。見た目はモダンな印象だが、そこにはフランス料理の古典的な技法が息づいている。それもそのはず、竹内さんはフランスの調理師専門学校を卒業後、多くの有名シェフたちを輩出してきた「ラ・ピラミッド」で修業したという経歴の持ち主。帰国後も、東京「タイユヴァン・ロブション」や、名古屋の数々のグランメゾンで腕を磨き「グランファミーユ・シェ松尾 名古屋松坂屋店」では料理長を務めた。若きシェフの心身には、フレンチの基礎がしっかりと刻まれているのだ。

デザートの1例「和栗のプリンと梨のソルベ・ラ・フロレゾン風」 / La Floraison de TAKEUCHI


カウンター席からは、アイランドキッチンで調理する姿を見ることができる / La Floraison de TAKEUCHI


厨房はオープンキッチン。テーブル席からもその気配は感じられるが、醍醐味を味わいたいなら迷わずカウンター席へ。目の前にアイランドキッチンが広がる特等席だ。食欲をそそる調理音、シェフの真剣なまなざし、スタッフのきびきびとした動きを間近に感じれば、料理がいっそうおいしくなる。

■La Floraison de TAKEUCHI / 住所:愛知県名古屋市中区栄2-12-12 アーク栄白川パークビル / 電話:052-218-6738 / 時間:12:00~15:30(LO 13:30)、18:00~23:00(LO 20:30) / 休み:月曜、月2回不定

東海ウォーカー編集部

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