朝8時から入店OK!福岡・六本松周辺のおすすめコーヒーショップ2選
九州ウォーカー
こだわりの一杯が朝8時から楽しめる、福岡市・六本松周辺のおすすめコーヒーショップを紹介。ちょっぴり早起きした朝は、美味しいコーヒーで一日をスタート!
日本一の焙煎士が蓄積した“最高”を味わう「COFFEEMAN Roasting & Planning Café」
2016年2月開店と聞くと、まだ約3年半しか経っていないのかと思う。その理由はあまりにも街並みに溶け込み、もっと前からこの場所にあったような感じがするから。そういった意味では開業当時から、「まずはこの街に根付きたい」と話していたオーナーの江口崇臣さんの芯はずっとブレていない。

江口さんは「豆香洞コーヒー」で焙煎の腕を磨き、自身も2014年のジャパン コーヒーロースティングチャンピオンシップで日本一の栄冠を獲得した、国内トップクラスの焙煎士の一人。「競技会に出場する一番の理由は自身の技量や知識で足りない部分を客観視するため。なので、日本一はあくまでも副産物」と江口さん。その考えに基づき“日本一”を生かしたプロモーションは積極的に行っていないのも江口さんらしい。

さらに「日本一を獲得して、通販をやっていないのは僕ぐらいかと。開店してからずっとですが、目の前のお客様に最高のコーヒーをお出しすることに注力しています。と言えば聞こえはいいですが、今の僕の技量だと、これが精一杯というのが本音です」と笑う。一方でその言葉の裏返しは“狭く、深く”だ。
輝かしいタイトルをもつ焙煎士の“本気”が詰まった同店。特に浅~深煎りの4段階を用意するブレンドが柱で、どれもバランスに秀でている。まずは好みの焼き加減のブレンドで、江口さんの焙煎の技術に触れてほしい。

[COFFEEMAN Roasting & Planning Café(コーヒーマン ロースティング アンド プランニング カフェ)]福岡市中央区六本松4-5-23 / 092-738-7051 / 8:00~20:00 / 月曜休み(祝日の場合営業)
研究熱心な職人とコーヒー談義を「Fusuku Coffee」
名刺に書かれた肩書きは“株式会社賦句珈琲 代表取締役”。しかし話を聞くうちに、これは生粋のコーヒーギーク(オタク)が自分のコーヒー道を探求するために開いた“ラボ”なんだと確信した。

店主は、永遠のコーヒー少年ともいえる賦句孝司さん。ハンドドリップの抽出技術を競うジャパンハンドドリップチャンピオンシップでは、スタッフも含め2度も九州予選で1位に輝き、全国で3位入賞を果たすなど、コンスタントに結果を出している。
「抽出ってお湯が豆を透過する際のスピードがかなり重要。豆にガスを多く含む深煎りは粉にした時にお湯が通る“道”ができるのでゆっくり注ぎ、逆に浅煎りは膨らみにくいので勢いをつけて攪拌させるんです」と賦句さん。しかも日によって豆の膨らみ方は変わるので、片時もドリッパーから目を離すことはない。

通常、カウンター内にあるエスプレッソマシンもここでは客席側に置かれている。それは「ラテアート体験」(3000円・税込※要予約)を体験した客は、いつでもそのマシンを使って自分で抽出し飲めるため(1回250円、ミルク使用300円・各税込)。また、ペーパードリップも定番のハリオV60をはじめ、ボナビータなどマニアックなものからも選ぶことができる。「コーヒーについて語り合いたい」という賦句さんの願いを形にした空間だ。新しいコーヒーの扉を開けたい時に訪れてほしい。

[Fusuku Coffee(フスク コーヒー)]福岡市中央区谷1-12-30 / 092-406-7745 / 7:00~18:00 / 水曜休み
九州ウォーカー編集部
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