営業時間たったの60分!? 京都で一番早く“閉まる店”とは

関西ウォーカー

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老舗や名店が集結する“京都”にはさまざまな人気グルメが存在するが、中には、開店から60分で完売し、すぐに閉店してしまう“わらび餅”のお店や、ランチタイムにしか営業しない“焼きそば”の専門店も。今回は、そんな早仕舞いの店で、人気の理由をリサーチした!

■営業時間/11:00~13:00ごろ「茶洛(さらく)」(京都・西陣)

100~150箱が開店と同時に飛ぶように売れ、遅くとも14:00には完売。そんな驚異的な人気を誇るのが、同店の「わらび餅」(800円/10個)だ。春や秋などの季節には、開店60分で店が閉まってしまうこともあるというが、その人気の秘訣は、商品に“職人の技”が詰まっている点。とろけるほど柔らかく、ほのかにニッキが香る生地は、「柔らかくても、きちんとコシが出るよう、長い時間をかけて練りを入れているんですよ」と、店主の関川元彦さんはニッコリ。丁寧な仕事で1日に作れる数が限られているため、小さな店内に人が押し寄せるほどの争奪戦となってしまうようだ。

■営業時間/11:00~13:15「おやじ」(京都・祇園)

開店から50年余の「おやじ」は、祇園のやきそば専門店。「焼きそば2玉・油かす・玉子入」(1050円)は、イカ・ちくわ・キャベツが入ったベースの焼きそばに、油かす(200円)や玉子(50円)など、好みのトッピングを追加するスタイルで、近所の常連から観光客まで虜にしている。そんな同店は、11:00~13:15までと営業時間がかなり短いが、その代わり日曜日の営業も始めたそうなので、遠方の人にはグッドニュース。“おばちゃん”の鉄板さばきには無駄がなく、ひと口食べたらあとはいっき! のおいしさなので要チェックだ。

■営業時間/9:30~14:00ごろ「今西軒」(京都・烏丸五条)

祖父の代で閉めた菓子店を、孫の今西正藏さんが9年前に再興したお店「今西軒」。9:30にオープンし、売り切れ次第閉店してしまう「おはぎ(こしあん、粒あん、きなこ)」(各170円)は、塩も水飴も使わず、さらりと炊き上げたあんは上品な味わいと評判。祖父から学んだ自家製あんは、2・3日かけて手作業で作りあげるため数に限りがあるそうだが、店主は「早めのご来店をお持ちしております!」と元気にアピールしている。ぜひ、「今西軒」ならではの重めのあんを堪能してみて。

早々と閉店してしまうほど人気の店で絶品グルメを食べられたら、うれしさは倍増! 京都に行った際は、早朝から訪れてみてはいかが? 【関西ウォーカー】

「茶洛」TEL 075・431・2005

「おやじ」TEL 075・541・2069

「今西軒」TEL 075・351・5825

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