震災特集「神戸、未来に向かって。」関西ウォーカーは何を伝えてきたか
関西ウォーカー
阪神・淡路大震災を振り返る関西ウォーカーの震災特集。震災という非常事態のなか、「元気な関西」を伝えることを使命とした関西ウォーカー本誌。1995年当時、震災後の記事で振り返ってみると、力強く歩み続ける神戸の姿が見えてきた。<※情報は関西ウォーカー(2019年26号)より>

関西ウォーカー1995年3号(2月7日発売)


震災の影響で1月24日発売号は休刊、2月7日発売号から再開した。地域情報誌として情報発信継続の決意を込めた当時の編集長のメッセージを2ページで掲載した。
関西ウォーカー1995年5号(3月7日発売)


「秋再開を目指す」など、各施設の前向きな情報を発信。
関西ウォーカー1995年10号(5月23日発売)


須磨海浜水族園は震災からわずか3か月後の4月20日に再開。目玉の「波の大水槽」は魚を総入替した。
関西ウォーカー1995年13号(7月4日発売)


68店を掲載した特集「神戸元気情報」。震災から半年、新たに生まれ変わろうとするパワフルなまちの姿がここに。
関西ウォーカー1995年21号(10月31日発売)


震災後に再開した店や震災後の現状を取材した記事を掲載するなど、元気な神戸の情報を発信。新店、名店合わせて、全194店を紹介している。
関西ウォーカー1995年23号(11月28日発売)


阪神競馬場は総額約90億円をかけて改修。安全性を高める機能を備え強靭になった施設が多かった。
関西ウォーカーとしてやるべきことを(編集長・篠原賢太郎)
地震が発生した時、わたしは大学生で京都に住んでいました。直接的な被害を受けていない自分が震災のことを本当に理解できているのかと、この特集を企画すること自体に迷いもありました。しかし、震災を経験された方々の記憶を誌面に残し、我々は元気な神戸の情報を発信し続けていく、それが関西ウォーカーの使命だと考えるに至りました。この特集が神戸というまちについて考えるきっかけのひとつになればと思います。

編集部
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