白銀の世界で朝活!出社前、山頂で市街地を眺めながらフレッシュアップ

東京ウォーカー(全国版)

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時刻は午前8時30分、気温はマイナス1℃。昨晩降った雪が10センチほど積もり、あたり一面、銀世界。冬晴れの澄んだ青空が雪景色の白に冴え、鮮やかなコントラストだ。

「最高に気持ちいいね!テンション上がるわぁ」

天気に負けない晴れ晴れとした顔で口をそろえるのは、札幌市内のクリエイティブ系の会社に勤める、健二と龍太郎だ。ふたりは同期で、それぞれ違う部署で働いている。夏頃から“朝活”をスタートし、今朝は最近購入したトヨタの新型コンパクトSUV「RAIZE(ライズ)」に乗り、市内から40分ほどかけて「モエレ沼公園」にやって来た。

冬は一面の雪景色の中で、クロスカントリースキーやソリ遊びが楽しめるという「モエレ沼公園」


ふたりがハマっている朝活とはその言葉どおり、「朝の時間を利用し、普段できないことをしよう」という活動。朝日を浴びながらランニング、公園でヨガ、カフェで英会話レッスン……など、その種類もさまざまだ。自分にフィットするポジティブなアクションであればなんでもOK、ここに朝活のおもしろさがある。この5カ月間、健二と龍太郎もまた、朝の時間をアクティブに過ごしてきた。早朝からガッツリ楽しんだ後に出社する“エクストリーム出社”もお手のものだ。

雪に包まれた、モエレ沼公園最大の造形物であるモエレ山。札幌市東区唯一の山であり、地域のランドマークでもある


「朝から山登りってそうとうハードだな!」と言いつつ、笑顔で頂上を目指す


駐車場に車を停め、ふたりが最初に向かったのは園内にある「モエレ山」。標高62メートルの山頂からは、札幌市街一帯のパノラマビューが楽しめるとあって、来園者なら誰もが登りたいと思う山……ではあるが、いまはご覧のとおり“雪山”だ。

「テンション上がるわ(笑)」と話しながら歩を進める。このふたり、好奇心がかなり旺盛なのである。

「着いたぜ、山頂。冬晴れのこの景色、最高!」


寒さのせいか、若干表情が引きつっているようにも見えるが、札幌市内を眺めながら「今日もこの街で仕事だ!」と満足げなふたり。雪が積もるとスキーやソリ遊びができ、冬季の公園利用の拠点として賑わうとのこと。

ふたりが履いているのは、館内でレンタルした長靴。冬季は雪遊び用品のレンタルもしている


パウダースノーを歩きながら、ふたりが次に向かったのは「サクラの森」と呼ばれるエリアだ。

モエレ沼公園は、世界的に著名な彫刻家イサム・ノグチがデザインした札幌市のアートパークで、1982年に着工し、グランドオープンしたのは2005年。広大な敷地には幾何学形態を多用した山や噴水、そしてこの遊具などが整然と配置されている。

126基ある森の中のカラフルな遊具は、色彩や空間、形に対する感覚を刺激するデザインだ


「自然とアートの融合だね。刺激、受けるなぁ」と龍太郎が話すと、「アイデア、降りてこないかな」と健二。ふたりは朝活を通し、仕事のパフォーマンス向上に繋がる“アイデアの種”を求めているようだ。

まるで絵画のような雪景色。四季折々に美しい景観を見せてくれる公園だ


ふたりが見つけたのはツグミ。冬、日本に渡ってくるムクドリ大の鳥


「お、鳥の声だ」とふたり。主に初春から晩秋にかけ、園内では20種類以上の野鳥を観察でき、歩いていると鳥たちのさえずりが聞こえてくる。自然いっぱいの公園で、癒しあふれる音の生演奏。仕事中に音楽を聞きながら作業する人も多いと思うが、この生演奏はなんとも贅沢。出社前や考えが行き詰ったときなどに、自然豊かな公園に行き、鳥の声を聞きながらアイデアの整理をするのも一興だ。

公園に着いて1時間ほど経ち、時刻は9時30分。健二と龍太郎が最後に向かったのは「ガラスのピラミッド」。こちらはモエレ沼公園のシンボルで、アトリウムには太陽光が射し、公園内も見渡せる設計となっている。ご覧のように、背筋がピンと伸びるような美しさを備えた“憩いの場”だ。

ガラスで構成されたアトリウムは、三角面と四角錐、立方体が組み合わさった複雑な形態


「いま、どんなプロジェクトを動かしてるんだっけ?」(健二)

「これがまた、なかなか骨の折れる案件でさぁ。来春、ローンチする予定なんだけど、まだゴールが見えてなくて」(龍太郎)

「ちなみに今、どんなことに頭を抱えてるの?」(健二)

こんな会話のやりとりをしながら、ピラミッド内で話し込むふたり。

「ちょっとこれ見てくれよ」とPCを広げる龍太郎。日差しが心地よさを演出する


正座して精神統一を。「よし、そろそろ、会社に向かいますか」


自然とアートが融合した公園でマインドセットを整えたふたりは、再び「RAIZE」に乗車、颯爽と会社に向かう。

高い車高を感じさせない、安定した車両挙動と優れた操縦安定性を実現した「RAIZE」。札幌市内の会社を目指しハンドルをきる


ご覧のように、雪道でも安定した走行を実現。存在感と力強さが「RAIZE」の魅力だ。「初めての場所でも、走り慣れた道でも。シーンを選ばない扱いやすさと、見やすく広い視界が頼もしいクルマだ」と龍太郎。

エクストリーム出社を尊ぶ健二と龍太郎にとって、気分上々な1日の始まりとなった。

「RAIZE」と一緒なら毎日がもっと楽しい!


2019年秋、新型コンパクトSUV「RAIZE(ライズ)」が新たに誕生。コンパクトで取り回しやすいサイズと、見通しのよい視界で運転もしやすく、デザインも力強さと先進性を両立した。

「カーブや雪道でも安定した走行ができます」と龍太郎


耐スリップ性が向上した「RAIZE」なら、タイヤの駆動状態を自動的に電子制御するので、発進時や滑りやすい路面の走行時の安心感が非常に高い。

新聞を広げてもスペースにかなりの余裕が。「PC操作もストレスなくできますよ」


「室内が広いので、ちょっとした空き時間に車内で仕事もできる」。全長4メートル未満のコンパクトサイズからは想像できないほど、室内は驚きの広さだ。

紺谷宏之

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