「新しい国立」のピッチを初めて踏んだのはカズ、新国立競技場オープニングイベントに“代表ユニ”で登場「興奮しています」

東京ウォーカー(全国版)

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新しい国立競技場、観客の前で、そのピッチを現役選手として初めて踏んだのはカズだった。

現役選手として初めて新しい国立競技場のピッチへ、三浦知良選手写真=JSC提供


新しい国立競技場の一般向けお披露目イベント「国立競技場オープニングイベント 〜HELLO, OUR STADIUM〜」が21日、東京・国立競技場で開催。約5万9500人の観客を前に、競技場にゆかりのあるさまざまなアスリートやアーティストがパフォーマンスを披露した。

そのスポーツパートで、初めてその芝に足を踏み入れる大役を果たしたのが、サッカー選手の三浦知良だった。

11番の代表ユニを身につけ、新しい国立のピッチに立つ三浦知良選手撮影=樋口涼


新国立競技場のピッチに立つ三浦知良選手写真=JSC提供


青いユニフォームに身を包んで登場した三浦選手は「大変興奮しています。自分にとってこの場所は思い出深い、とても大切な場所。Jリーグ開幕戦、日本代表として戦ったワールドカップ予選、国内のすべてのタイトルを取ったのもこの場所でした。この新しくなった国立競技場のピッチに、今立っていることを誇りに思います。みなさんに感謝したいと思います。これからの国立を、みなさんの力で新しい歴史を作っていきましょう。みなさんに感謝したいと思います。本当にありがとうございます」とあいさつ。

【写真】代表ユニで新しい国立のピッチに立ち、ドリブルをする三浦知良選手写真=JSC提供


足元のボールをリフティング、ドリブルからボールをスタンドに蹴り込むシーンではキックフェイントでスタンドをわかせ、最後はサイン入りのボールを力強いキックでスタンドの観客に届けた。

パフォーマンス後には「客席との一体感が素晴らしい。選手たちにとっても聖地になるように、みんなでがんばりたいと思います。ユニフォームは、当時の僕の日本代表でやっていたころのものをミックスして作ってもらいました」と語り、「今日はありがとうございます。皆さんの力で、新しくなった国立競技場を聖地にし、みなさんの力、声援で勇気ある場所になることを願っています。きょうは本当におめでとうございます」と来場者への感謝をあらためて語った。

ラグビー日本代表のリーチマイケル選手(中央)、中村亮土選手(左)、田中史朗選手写真=JSC提供


ラグビー日本代表メンバーと三浦知良選手写真=JSC提供


さらに、セレモニーには、今年(2019年)のラグビー・ワールドカップでベスト8の快挙を果たした、ラグビー日本代表のリーチマイケル選手、中村亮土選手、田中史朗選手が登場。

リーチマイケル選手は「みなさん、応援ありがとうございました。オリンピアン、パラリンピアンの選手も、この場所でいい結果が出るようお祈りしています」と、2020年の東京オリンピック・パラリンピックに出場する選手に向けてエールを送った。

握手をするウサイン・ボルトと桐生祥秀選手写真=JSC提供


また、性別や国境、健常者と障がい者の枠を超えることを目指した、新しい形の陸上競技「ONE RACE」には、トップアスリート24人が参加。フランス・パリ、アメリカ・ロサンゼルスとリアルタイム中継をつないだ、混合チームでのレースが行われた。

3カ国でバトンを繋いで展開されたレースは、レッド、グリーン、オレンジ、ブルーの4チームで競われ、陸上でオリンピック3大会連続金メダルを獲得したウサイン・ボルトや、オリンピック日本代表の桐生祥秀選手がアンカーを担当。第5走者からは4チームともバトンが国立競技場に戻り、チームレッドが優勝した。

ボルトのチームブルーは3着。ボルトはレースの感想を聞かれると「素晴らしいイベントが開催され、そこで走れているのはとてもうれしい」とコメント。桐生選手は「来年ここに戻ってきて、全力で走りたい」と2020年への意気込みを口にした。

浅野祐介/ウォーカープラス編集長

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