編集部が選出！12月シーホース三河月間MEPはフリースローで客を呼べる男、金丸晃輔！

2020年1月15日

東海ウォーカー

各地で盛り上がりを見せるプロバスケットボール、Bリーグ。「シーホース三河月間MEP」は、MEP＝Most Excited Playerの略で、東海ウォーカー編集部がアリーナに最も興奮をもたらしてくれた選手を1名だけ選んで表彰する企画だ。

シーホース三河は、2019年12月後半から中地区2位に。最近ではスタメンから出場している川村卓也選手や成長著しい熊谷航選手なども候補に挙がったが、12月は金丸晃輔選手をMEPに選びたい。決め手は12月25日の新潟アルビレックスBB戦。残り14秒で勝利を呼び込む3Pシュートを決めて、珍しく小さくガッツポーズ。試合中はほとんど感情を表に出さない金丸選手が見せた、胸を熱くするシーンだった。

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受賞多数！Bリーグを代表するタレントの一人

金丸選手は、1989年生まれ福岡県出身。2013年にアイシンシーホース三河(現シーホース三河)に移籍してきた。「B.LEAGUE AWARD」では3年連続でベスト5に選出。3年連続でベストフリースロー成功率賞を受賞。ベスト3P成功率賞を受賞したこともある。2019年12月の試合でBリーグ通算3,000得点を記録。また、今年1月18日（土）に北海道で行われるオールスターゲームでは最多得票を獲得し、B.WHITEのキャプテンとして出場する。紛れもなくBリーグを代表するタレントの一人だ。

世界も驚く記録！フリースロー成功率100％を継続中！

ファウル（反則）をされた時などに与えられるフリースローは、誰にも邪魔されず、フリースローラインからシュートが打てる。プロなら決めて当然と思うかもしれないが、これが意外と難しい。特に試合中はボディコンタクトが多くて消耗が激しいため、練習に比べると成功率は下がるもの。一般的には成功率80%を超えれば優秀と言われるフリースローだが、金丸選手は現在57本中57本成功していて、成功率100％を継続中！本人は「奇跡ですよ」と笑って謙遜していた。「練習では100本以上の成功はありますが、ゲームではこんな経験はないですし、見たこともないです」とのこと。本人も驚くほどすごいことなのだ。

ちょっと気になったので、Bリーグのレギュラーシーズンの通算記録を調べてみた。金丸選手はこれまで503本中465本成功で、通算フリースロー成功率は92.4％(現在)だった。簡単に比較できるものではないが、長い歴史を持つNBAの歴代フリースロー％ランキングを見ても、92.4％という数字は堂々の1位となる！(あくまで参考として)　シュートの技術は世界トップクラスの選手と比べても遜色はない。もはや日本屈指という言葉では物足りない、世界を代表するシューターなのだ。

「今日はついに落とすのか？それとも今日も決めるのか？」と、見ているこっちまで緊張してしまう。このドキドキとワクワクを味わおうと、金丸選手のフリースローを見るためだけでもアリーナに足を運ぶ価値があると思う。「できるだけ落とさないように頑張ってみます(笑)。これもメンタルですね」と本人は笑う。さすがに100%でシーズンを終えることはないと思うが、まさか…な歴史的瞬間もあるかもしれない。

金丸選手の12月MEP受賞を記念し、特別バージョンの東海ウォーカー表紙を作成！ツイッターで「＃金丸選手12月MEPおめでとう」とつけて、この記事をリツイートしてくれた人の中から本人直筆のサインを入れて1名の方にプレゼントします（1月31日（金）23時59分締切）。