熊野に春を呼ぶ歴史ある火祭り「御燈祭り」が和歌山県新宮市で開催

2020年1月14日 17:50更新

東京ウォーカー(全国版) ウォーカープラス編集部

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和歌山県新宮市の神倉神社で、2月6日(木)に「御燈祭り」が開催される。

赤く燃え上がる炎の迫力が見どころ

赤く燃え上がる炎の迫力が見どころ
写真は主催者提供

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熊野三山のひとつ、熊野速玉大社の摂社・神倉神社は、日本書紀に天ノ磐盾と呼ばれた「ゴトビキ岩」がご神体。素朴な自然崇拝の原点で、熊野三山の神々降臨の霊山といわれている。

「御燈祭り」は、2000人前後の「上がり子」が白装束に荒縄を胴に巻いたいでたちで、五角錐の松明に御神火を受け、五穀豊穣や一年の家内安全などを祈願する祭り。急峻な538段の石段を駆け下りる奇祭となっており、その様は「お燈まつりは男の祭り、山は火の滝くだり竜」と新宮節に唄われているほど。

熊野年代記には「敏達天皇3年(西暦574年)正月2日に神倉山が光を放ち、翌4年の正月6日夜、神倉火祭り始まる」と記されており、国指定重要無形民俗文化財にもなっている。赤く燃え上がる炎の迫力を間近で感じてみよう。

【写真】禊ぎの様子。冷たい水でしっかりと身を清める

【写真】禊ぎの様子。冷たい水でしっかりと身を清める写真は主催者提供

担当者は「お祭りに参加する『上がり子』は、地元の人だけでなく県外の方や観光客の方でも参加できるのが特徴ですが、女人禁制ですので女性は上がり子としては参加できません(駆け下りてくるところを麓の沿道で見ることはできます)。テレビや雑誌で見かける有名人も参加されていて、かつて俳優の原田芳雄さんが新宮市出身の芥川賞作家・中上健次さんとの親交もあり、毎年のように登られていたのは有名な話です。また、映画化もされた少女マンガ『溺れるナイフ』で出てくる喧嘩火付け祭りのモデルになっています」と話す。

大迫力の奇祭「御燈祭り」を見に行こう。

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