守備の人から打撃の人へ!横浜DeNAベイスターズ、柴田竜拓選手がレギュラー奪取宣言!

横浜ウォーカー

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現在発売中の横浜ウォーカー2月号「とびだせ!ハマの一番星 HYPER」では、横浜DeNAベイスターズの柴田竜拓選手を特集。定評ある内野守備に加え、昨年後半からはバッティングでも急成長。今シーズンは「レギュラー定着は大前提」と語る柴田選手の、本誌では紹介できなかったエピソードを紹介します!

課題のバッティングが上昇傾向。今シーズンはレギュラー定着を誓う柴田選手(C)KADOKAWA


――昨年、筒香(嘉智)選手が通算200号本塁打を記録した試合で、柴田選手も本塁打を放っています。その時に筒香選手と一緒に、柴田選手の通算6号パネルが紹介されました。その時に使われていた写真って、実は横浜ウォーカーで2017年に取材した時のものなんですよ。

柴田 ああ、本当だ! つい3年前なのに幼い感じがする(笑)。実は恥ずかしくて、あまりパネルを見ないようにしていたんです。でもああいうのはなかなかしてもらえないと思うのでうれしいですよね。

横浜ウォーカー17年9月号より。「自分のことながら、なんだか幼い感じがしますね」(柴田)(C)KADOKAWA


ーーチームの雰囲気のよさが伝わってきます。昨年はDeNAになって初めての2位。横浜でCSを開催できました。このチーム成績をどうとらえていますか?

柴田 チームとしては常に一番を目指してやってきました。もちろん横浜スタジアムで初のCSを開催できたのはいいことなのですが、やはり一番にならなければ意味がないと思いますし、なる力はあると思います。そこはみんな悔しい思いはあると思います。

――柴田選手も悔しかった?

柴田 僕自身も悔しい思いの方が大きいです。考えてみたら、プロに入ってからは悔しい思いの方が多いです。一番いいのは自分が活躍してチームも勝つという形ですが、なかなかそういうのは難しいです。

――優勝争いをする中で、個人的に感じたことは?

柴田 ミーティングでも「今までやってきたことをしっかりやりきろう」という声がよく聞かれましたが、本当に大事だなって思いました。首位争いだからといって、急に特別なことをしようとしても、それは一時的なこと。今まで取り組んできたことの延長に、この結果があるんだということを忘れないようにしていきたいと思いました。

【写真を見る】「キャンプに向けてしっかり準備していきます」と、筒香選手からの言葉を胸に充実したオフを送る柴田選手(C)KADOKAWA 撮影=福岡諒祠


――今オフの取組みを教えてください。

柴田 秋季キャンプでは、8割9割がバッティングでした。昨シーズン「心が体を助け、体が心を助ける」という経験をしたので、自分の体を見直すために、動きを確認しながら思い切りバットを振り込みました。これからも心と体の一致というか、そういう部分と向き合って、自信をもってプレーできるように練習していきたいです。

――そういう考えを持つようになったきっかけは?

柴田 それはもう筒香さんの存在です。筒香さんがいなければこういう考えに至ることはなかったと思います。

――筒香さんからの言葉で印象に残っているのは?

柴田 「準備の大切さ」です。オフシーズンなら、キャンプに向けてしっかり準備しておくこと。準備不足でキャンプインして、焦ってケガをしてしまったり、疲れが出て思うような練習ができなかったりすることがないようにする。ちょっとしたつまずきから、負の連鎖でオープン戦にも影響が出て、開幕を万全で迎えられなくなってしまったりしますから。

――シーズンに入ったらもっと大変ですよね。

柴田 シーズン中はいろんな壁に当たると思いますが、どんな小さくてもあり得る可能性を排除せずに準備していきたいと思います。たとえば僕がスタメンで試合に出場するようになったとします。打席多くに入るということは、僕のバッティングの傾向も分析されるということ。当然対策も練ってこられます。常に何手か先を考えながら練習に取り組んでいくことが大事だと思っています。

――レギュラー獲りにも期待がかかっています。

柴田 今シーズンはレギュラーになることは大前提です。必要とされるならポジションにはこだわりません。まだまだ野球が上手くなると思っていますし、1試合でも多くチームの勝利に貢献したいと思います。

――最後に今シーズンにかける意気込みを。

柴田 個人的にも、チーム的にも、そしてファンのみなさんにとって幸せな年にしたいです。去年は成し遂げられませんでしたが、自分たちにはそれだけの力はあると信じています。

【取材・文/小貫正貴、撮影/福岡諒祠】

柴田竜拓[内野手]31 TATSUHIRO SHIBATA

1993年岡山県生まれ。岡山理科大附属高から國學院大を経て2016年ドラフト3位で入団。守備では1年目から一歩目の速さと的確なポジショニングで高評価。2019シーズンは規定打席以下だが、打率.256と成長を見せた

編集部

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