陸奥南部の鉄生産の実態にせまる「ふくしま鉄ものがたり」が福島県で開催中

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福島県白河市のまほろん(福島県文化財センター白河館)で、3月29日(日)まで「まほろん令和元年度企画展『ふくしま鉄ものがたり~鉄滓(てっさい)の山から読みとく歴史~』」が開催されている。

貴重な展示が一堂に会する写真は主催者提供


福島県域は、かつて古代律令国家を代表する鉄生産地であった。とりわけ浜通り地方には、7世紀後半から10世紀前半までの製鉄遺跡が集中しており、この地方の鉄が対蝦夷政策の物資として大きな役割を担っていたと考えられている。今回の企画展では、日本列島各地の製鉄技術の影響を受けながら、福島県域独自の技術へと革新した実態を考古学や金属学の立場から解き明かす。

【写真】考古学や金属学の立場から解き明かす展示内容写真は主催者提供


担当者は「昔、福島県の浜通り地方を中心に、盛んに鉄づくりが行われていたことをご存知でしょうか。今回の企画展では、まほろんに収蔵されている古代製鉄に関連した資料を一堂に展示し、文献に記されなかった鉄づくりの実態に迫ります。入館は無料です。3月7日(土)と8日(日)には、シンポジウム『鉄の道をたどる』も開催されます。シンポジウムについては、参加費無料、事前の申込み不要となります。ぜひ気軽にご参加ください」と呼び掛ける。

シンポジウムや学芸員によるギャラリートークも開催される。ぜひこの機会に「まほろん」に行こう。

ウォーカープラス編集部

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