溶けにくい果汁氷がイン！キュートな新感覚ビアカクテルが渋谷の話題店に登場

少しずつ気温が上がり、本格的な春はもうすぐそこ。冷たいビールが恋しくなる季節が、まもなくやって来る。そんななか今回ご紹介するのは、溶けにくい果汁氷を浮かべた、見た目もキュートな新感覚ビアカクテル「BEER DROPS(ビアドロップス)」。

このビアカクテルは、主に20～30代女性に向けて「ビールの新しい楽しみ方を提案したい」という想いから、アサヒビールが開発したもの。「BEER DROPS」の果汁氷が溶けにくいのは、金沢大学との共同研究により開発・商品化された、イチゴポリフェノールパウダーが配合されているから。果汁を凍らせただけの果汁氷と比較して、約6倍もの時間、溶けずにビールの冷たさをキープすることができるという。この果汁氷は、冷たさが長持ちするという意味を込めて、「アイスボーール」と名付けられている。

そんな「BEER DROPS」が、昨年12月、東急プラザ渋谷(渋谷フクラス) 17階・18階にオープンした総合エンターテインメントレストラン「CE LA VI TOKYO(セラヴィ東京)」に登場。同店で開催されたメディア向け体験会にて、モダンアジアン料理のランチセットと共に、「BEER DROPS」を試してみた。

同店では2月末から「BEER DROPS」の提供を開始し、好評を博してきた。3月13日(金)からは、瓶のラベルに桜があしらわれた春限定の「アサヒスーパードライ」と共に、「アイスボーール」が入ったグラスが提供される。フレーバーは全2種類。スイカ、ピーチ、パイナップル味の「アイスボーール」が入った「RED」と、レモン、キウイ、パイナップル味の「アイスボーール」が入った「GREEN」から選ぶことができる。

期待に胸を膨らませて待っていると、桜ラベルの「アサヒスーパードライ」と共に、「RED」の「アイスボーール」が入ったグラスがお目見え。色鮮やかな「アイスボーール」がグラスに入っているだけでも十分かわいらしいが、桜ラベルの「アサヒスーパードライ」と並ぶと、さらに華やかな印象だ。ワクワクしながらグラスにビールを注ぐと、これまでに見たことのない、フォトジェニックなビアカクテルが完成した。

ビールを注いだ直後は、ほんのり甘味を感じる程度だったが、「アイスボーール」が溶けるにつれ、フルーティーさが徐々にアップ。「アイスボーール」をスプーンで潰したり、「アイスボーール」だけで食べたりしているうちに、最終的にはスムージーのような状態に。ビールのほのかな苦味と共に、果物の濃厚な風味を楽しめた。

「RED」に比べ「GREEN」の方がよりすっきりした味わいだが、どちらも爽やかな甘さに仕上がっており、料理の味を邪魔しないのが嬉しいところ。また、記者は普段からビールを好んで飲んでいるのだが、急いで速く飲むことは苦手。時間が経つとぬるくなってしまい、残念な気持ちになることも多かった。しかし「BEER DROPS」は料理を食べながらゆっくり飲んでも、冷たさとおいしさが最後までキープされていた点も魅力と感じた。

「CE LA VI TOKYO」における「BEER DROPS」の価格は1280円。提供する店によって価格は異なり、同店の他にアサヒビール直営の飲食店などで味わえる。

なお、今回「BEER DROPS」と共に味わったのは、サラダ、前菜、メイン、デザートにコーヒー又は紅茶が付く、ランチセット(2900円)。「BEER DROPS」はどの料理とも相性が良いと感じたが、なかでもメインの「牛ほほ肉のグリル コリアンBBQスタイル、ホースラディッシュソース」はピリ辛の味付けで、フルーティーな「BEER DROPS」が特によく進んだ。

おいしさだけでなく、見た目のかわいさや味が変化していく楽しさも詰まった、新感覚ビアカクテル「BEER DROPS」。今話題の「CE LA VI TOKYO」で、その魅力をぜひお試しあれ！

水梨かおる