静岡に“会いに行ける”新ご当地ヒーロー「セッシャー1」誕生

東京ウォーカー(全国版)

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上半期のシングル・アルバム・DVDなどの総売上額が66億6000万円を記録、各メンバーがドラマやバラエティーなど各方面で活躍など、今や誰もが認めるアイドルとなったAKB48。そんな彼女たちのコンセプトはご存じ“会いに行けるアイドル”。どれだけブレークしようが秋葉原での公演をコンスタントに行い、その点は今でも変わらず彼女たちの人気の大きな要因の一つになっている。7月、まさにそのコンセプトに大きく乗っかった(?)、ローカルヒーローが誕生する。静岡で“会いに行けるヒーロー”を企画コンセプトに誕生した「からくり侍 セッシャー1」だ。

テレビ静岡にて7月3日(日)からスタートする特撮ドラマ「からくり侍 セッシャー1」は、江戸時代の初め、主君を守るために作られた最強の護衛マシーンが、地球侵略をもくろむ宇宙人・スプラッシュ星人と戦う物語。セッシャー1に変身する唐繰男(から・くりお)役は、「仮面ライダーカブト」(テレビ朝日系)など特撮ドラマに出演した弓削智久が演じる。

今回のドラマの舞台は、番組が放送される静岡県の静岡駅南口からすぐの商店街「駅南銀座」。実際にこの街に店を構える、ラーメンがおいしい蕎麦店として有名な「清見そば」、中華料理店「味楽天」、人気美容室の「アトリエ・ラ・ペーニュ」などがドラマに登場する。視聴者はこの商店街を訪れることでドラマの世界観を手軽に味わうことができる仕組みだ。

ドラマとロケ地のリンクは、これまでも使われてきた宣伝の手法で珍しいものではない。だが、セッシャー1が面白いのは、なんとセッシャー1自身が普段から駅南銀座をブラブラしていることなのだ。今は不定期とのことだが、もし遭遇できたらヒーローと一緒に写真撮影はもちろん、ドラマの1シーンを再現できるかもしれない。まさに“会いに行けるヒーロー”の誕生だ。ちなみに、遭遇する確率が高いのが放送日である日曜の午後なのだとか。

赤い鎧に身を包み、弓なりに結んだ口元…かっこいいというよりは少し滑稽でもあるその風ぼう。「からくり侍 セッシャー1」は、キー局が制作する全国ネットの派手な特撮ドラマではない。ありがちなCGを多様するのではなく、人間模様の描写や大人も子どもも楽しめるコメディーの要素に力を入れて描かれるという。会いに行けるアイドルは、そのビジュアルと同様にどこかノスタルジックを感じさせる往年のヒーロー像の一面も持っているようだ。

これまでもローカルヒーローはたくさん存在したが、ここまで地域振興を打ち出したヒーローは珍しい。その名前、セッシャー1には「一番強い武士であれ!」という思いが込められているという。果たして、テレビ静岡が送り出す“会いに行ける”新ローカルヒーローは、地域振興の起爆剤となれるか、注目だ。

「からくり侍 セッシャー1」はテレビ静岡にて7月3日(日)から放送。主演の弓削のほか、地元CMの出演で静岡県下でかなりの知名度を誇る桐島里菜、AKB48選抜総選挙でアンダーガールズに選ばれたAKB48の藤江れいならが出演する。【東京ウォーカー】

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