堺雅人が伝説の剣豪を熱演! 骨太時代劇「塚原卜伝」が今秋より放映開始

東京ウォーカー(全国版)

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漫画、アニメ、ゲームと様々なメディアで戦国ブームが続くなか、“剣聖”の異名をとる剣豪の生き様を描いた歴史ドラマが登場。10月2日(日)よりBSプレミアムにて放送開始の時代劇「塚原卜伝」だ。

塚原卜伝とは、戦国時代に剣の聖地・鹿島に生まれた人物で、幼少時より鹿島中古流を学び、39度の合戦、19度の真剣勝負に挑みながらも、一度も負傷したことがなかったという伝説的な剣の達人。ドラマではそんな塚原卜伝が波乱万丈の死闘を潜り抜け、“一つの太刀”という奥義を会得するまでの過程が骨太なタッチで映し出されている。

9月14日(水)には、本作の第1話が完成したことを記念した特別試写会が開催され、上映後にはキャストの堺雅人さん、栗山千明さん、原作者の津本陽さん、脚本家の山本むつみさん、そしてNHK制作統括・NEPドラマ部の一柳邦久さんらが駆け付けての完成報告会見も実施された。

劇中で塚原卜伝を演じた堺さんは「普通、ドラマの撮影だと、こだわって撮るシーンと流れ作業で撮ってしまうシーンがあるんですけど、この作品では一切の妥協なく、全てのカットを試行錯誤しながら撮り上げました。なので僕自身、完成がこんなに楽しみな作品は今回が初めてですね。今日、初めて第1話を見させていただいたんですけど、現場でのドキドキ感や緊張感がそのまま伝わってくる、とても素晴らしい作品に仕上がっていますね」とコメント。また、劇中で繰り広げる殺陣アクションについては、「卜伝の使う鹿島中古流は、もともと神様に仕える人たちが編み出した流派なんです。なので“自分の力で刀を振り回す”ことよりも、“力を抜いて神様に身を委ねる”ことの方が大事なんです。殺陣の練習の際は、その点に気を付けながら指導を受けました」と、独特のこだわりがあることも聞かせてくれた。

また、卜伝の妹・真尋を演じた栗山さんは、「真尋は、故郷から旅先の兄を心配する役なので、現場では堺さんとお会いする機会がほとんどなかったんです。なので今日、第1話を見て、『兄様、頑張ってるな』って感心しちゃいました(笑)。兄妹が直接交流する場面は少ないですが、ふたりの絆にも注目してドラマを楽しんでもらえると嬉しいです」と語った。続いて、堺さんの演じた塚原卜伝というキャラクターについては、「この時代の剣豪って、自分のために剣を振るう人が多いけど、卜伝にはそういった私欲みたいなものが全くないですね。本当に神様を信じて、神様のために戦っている。すごくピュアで珍しいキャラクターだけど、堺さんが演じると自然に見えるから不思議ですね」と、独自の見解を話してくれた。

数々の小説やドラマ、講談などで取り扱われながらも、その生涯についてはあまり触れられることのなかった塚原卜伝。劇中では、そんな卜伝の謎に包まれた青年期もしっかり描かれているので、時代劇に精通した人も本作を見れば、きっと新鮮な感動が得られるはずだ。【東京ウォーカー】

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