よしもと芸人の被災者支援活動を追ったドキュメンタリーを上映

2012年3月25日 18:05更新

東京ウォーカー(全国版)

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現在開催中の「第4回沖縄国際映画祭」(~3/31)にて3月24日、「お笑い芸人と東日本大震災~よしもとあおぞら花月~」の上映が宜野湾市の沖縄コンベンションセンター・オープンエアスクリーンで行われた。沖縄国際映画祭で今回初めて設置された、世界最大級を誇る移動式スクリーン「Cine Screen 400」での初上映作品となった本作は、世の中に笑いを届ける会社として吉本興業が行っている支援活動「よしもとあおぞら花月」を追ったドキュメンタリー。「よしもとおわらい花月」は、これまで被災地105か所で行われ、177組の芸人が参加、約2万2000人の人々に笑いを届けてきた試みだ。

オープンエアスクリーンステージでの舞台あいさつには、白岩久弥監督、笑福亭仁鶴、西川きよし、中田カウス・ボタン、なだぎ武、ペナルティー・ワッキー、トータルテンボス、POISON GIRLBAND・阿部智則、パンサーが登壇。初めにマイクを握った笑福亭仁鶴は、「芸人も社員も全員が気持ちを一つにして舞台を務めて、被災者の皆さんに喜んでもらえたと思う」と活動の意義をコメント。震災の当日、東京の“品川花月”で舞台中だったという中田カウスは、「すごい経験をしました。僕らは、被災者に笑いを届けることしかできない。“心の接着剤”が笑いであればいい」と熱弁した。

登壇者の中には、家族が被災した芸人も。実家が被災したPOISON GIRLBAND・阿部は「芸人って、こういう仕事をしている時こそ存在意義があるのかなと思いました。ぜひ引き続き支援をお願いします」と話し、同様に実家が被災したパンサー・尾形貴弘は「避難所にいる人が元気で、逆に元気をもらって申し訳ないなと。これからもみんなで頑張っていきましょう!」と被災地に呼び掛けるように力強くコメントしました。

最後に、白岩久弥監督が「大きな画面でみなさんに見ていただけて嬉しいです。笑うということはどういうことなのか、どれくらいの意味を持つのか。芸人たちが挑んだ非常に困難な活動の一端を見てください」と締めくくった。

上映後には、マスコミ向けの囲み取材も行われた。西川きよしは「被災者から実際にお話を聞かせていただいて、日々の生活の中で、たまには笑顔を作ってもらうのもいいことだと感じました。これからも被災地を長く応援させていただきたい」と熱のこもったコメントを。笑福亭仁鶴は「ここにいるみんなに共通した気持ちだと思いますが、我々が被災地にお邪魔していいのか、被災者の気持ちにそぐわないことをしているんじゃないかという思いもありました。被災者の方々は我々の行動に笑いで応えてくれ、その気遣いに胸が詰まる思いでした。しかし、被災者の心の重みはいつまでたっても軽くはならない。そのことに気をつけないといけない」とすべての芸人たちの思いを代弁した。

「お笑い芸人と東日本大震災~よしもとあおぞら花月~」は、3月27日(火)に、桜坂劇場でも上映が行われれる。

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