地域発信型映画『益子日和』舞台あいさつで椿鬼奴が女優宣言!

2012年4月3日 16:20更新

東京ウォーカー(全国版)

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「第4回沖縄国際映画祭」3日目の3月26日、沖縄コンベンションセンターにて、日本中の素晴らしい場所や人々をテーマに製作された「地域発信型映画」の上映が行われ、その舞台あいさつに『益子日和』から田平衛史監督、滝裕可里、椿鬼奴、上原チョー、益子町長の大塚朋之さん、『ガマゴリ・ネバーアイランド』から天野千尋監督、ガレッジセール・川田、内田流果、サムタイムズ、蒲郡市長の稲葉正吉さん、蒲郡市の皆さんが登場した。

「地域発信型映画」は、各地域の持つ情報、生活、伝承、地域ごとの産業、物産、観光情報などを取り込み、その土地ならではの映画作品を地域の人たちと共に制作し、情報発信を行う試みで企画されたもの。その先陣を切って公開されたのが、日帰り旅行に出掛けた主人公と地元の人々との心温まる交流を描いた『益子日和』(栃木県益子町)と、稼業の漁師を継ぐことを素直に受け入れることのできない少年が、ある出来事を通して成長していく姿を描いた『ガマゴリ・ネバーアイランド』(愛知県蒲郡市)の2本だ。

はじめにあいさつに立ったのは『益子日和』の田平監督。「益子町へ何度も足を運び、どのような作品にするか街の皆さんと一緒に考えてきました。益子町は、元々住んでいる人と、移住されてきた人が混然一体となって、一つの街を作っているところでした。その街で、人と人とが触れ合うことで、自分の中で何かが変わっていく瞬間を描ければと思いました」とコメントすると、主演の滝は、「益子町へは初めて行きましたが、皆さん本当に愉快で面白く、温かい魅力的な街でした。行ったその日に、ここに住みたいと思い、大好きになりました」と笑顔で話した。

続いて、役作りについて質問された椿鬼奴が「今回は女優としてお仕事させていただきましたが…」とMCに切り出されると、「ちょっと!ちょっと!」と、『ガマゴリ・ネバーアイランド』に出演した川田がコメントをシャットアウト。「私、女優よ!」と居直る椿鬼奴は「監督に『浅野温子さんのようにいきたい』と提案したら、『やめてください』と言われまして…。普通に真面目に演じました」と話し続け、さらに「演じた役の実在のモデルさんにお会いしたら、その方が桃井かおりさんにそっくりで! なので、桃井さんのようにやれば良かったなあと…」と、桃井のモノマネを織り交ぜながら語った。

また、栃木県出身の芸人・上原チョーは、持ちギャグの「トゥー」を連発しながらのコメントと周囲のツッコミで、なかなか話が進まないままあいさつを終えると、持参した益子町の特産品“益子焼き”を取り出して会場を盛り上げ、最後に、大塚町長が「益子町は焼き物の街なのですが、昨年の震災で焼き物も窯も壊れてしまった。町民が本当に困っていたところへ映画の話があり、みんなが明るく前向きになれました。監督は、益子じゃなければできない暮らし方、益子の理想の暮らしを映画にしてくれました。これから復興に向けて頑張っていきたい」と、感謝の思いを述べた。

次に行われた『ガマゴリ・ネバーアイランド』の舞台あいさつでは、天野監督が「タイトルは『ガマゴリ』ですが、舞台の町は“ガマゴオリ”です。誰もが一度は思う“大人になりたくない”という気持ちを持った少年がネバーアイランドで“ある少女”と出会い、その出会いを通じて成長するという物語。ご覧になった皆さんも、ぜひ蒲郡のネバーアイランドに冒険に出掛けていただければと思っています」と、作品を紹介。少年が大人になった役に川田を起用した理由については、「蒲郡は海がとても素敵な街で、ヨットなども盛んです。川田さんもヨットや釣りをやられているので、海を通じてぜひ川田さんに演じてほしいと思いました」と話した。

そんなラブコールを受けた川田は、地元の人にダンボールいっぱいのみかんをもらったことや、海の魚や温泉の話で撮影時を楽しそうに振り返り、「皆さんの温かいおもてなしがうれしかったです。素敵な街でした」と、撮影でお世話になった地元の人への感謝の気持ちを口にしていた。

また、会場で唯一の子役である内田は、芸人に囲まれた現場の感想を聞かれ、「間寛平さんは、いつも周りを楽しませてくれて、とても良い人でした。川田さんは休憩時間でも、いつもサインに応えていて、すごいなと思いました」と、大人顔負けのコメント。さらに、愛知県出身の芸人・サムタイムズは、自身の役どころについて「気合を入れて髪を染めたら、帽子を被る衣装でした。どこに出ているのかは探してください」と、“ちょい役”であることをネタに笑いを取ると、おそろいのTシャツ姿で駆けつけた蒲郡市の応援団が、「(街の)良いPRになります。本当にありがとうございました」と、感謝の気持ちを話した。

最後に、『益子日和』に出演する滝が、「益子町の人たちの役柄が“こんな図々しい人たちが本当にいるのか”と、思ったくらいびっくるする人柄だったのですが、実際に街へ行ったらなぜか納得できてしまいました(笑)。だけどそれが、なんだかとても心地良かったんです。この作品を観ていただければ、皆さんにも分かっていただけると思います」と笑顔でコメント。さらに『ガマゴリ・ネバーアイランド』に出演する川田は、「今日は会場の皆さんと一緒に観ることができませんが、明日も舞台あいさつがあるので、そのときは皆さんと一緒に観ようと思います!」と話し、舞台あいさつを締めくくった。【東京ウォーカー】

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