六本木発! 帰省みやげは“ミュージアム”で

東京ウォーカー

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お盆が迫り帰省を考える今日この頃。久しぶりに会う家族や地元の仲間に「何かおみやげ買って行こうか」と思い立ったのはいいものの、いったい何を買う? バナナやひよこの超定番も頭をよぎる…。

だが、記者が担当するのは日本の最先端エリアの一つ「ROPPON GI」。鼠先輩だって「ぽっぽぽっぽ」歌ってブレイクしている。そうだ、記者だって「六本木みやげ」でブレイクできるのでは。何か名物があるはず…そして思いついたのが「ミュージアム」のおみやげだ。

03年六本木ヒルズに森美術館がオープンして以来、芋洗坂を中心にギャラリーが増殖し、東京ミッドタウンにはサントリー美術館が赤坂より移転。07年には黒川紀章氏が設計した国立新美術館までできた。この3つを中心に、六本木は上野に負けないミュージアムな街へと変貌したのだ。

「でも美術館のおみやげって、文房具や絵ハガキくらいでは?」と思った人、違う! ビックリするくらいフードのおみやげに力を入れているのだ。

森美術館の「アート&ミュージアムストア」では、ミュージアムショップ限定の「ミュゼプリン」を販売。有名パティシエ・高木康政氏がショップのためだけに作ったメープル豆乳プリンだ。賞味期限は2日間。近隣の某美術館広報も「これはおいしい」と認めるほどだ。3個入り1000円。

“京東都ブランド”と銘打ち、“京都発、東京経由、世界行き”のコンセプトで「京東都のアメ」を販売しているのは、国立新美術館。京都の職人が作った、狐や金魚のかわいい柄が入ったアメを京友禅の手ぬぐいにくるむ。手ぬぐいはもちろん普通に使える。8/25(月)までの期間限定で893円。

サントリー美術館にはなんと“国宝級”のショコラが売っている。収蔵の国宝「浮線綾螺鈿蒔絵手箱(ふせんりょうらでんまきえてばこ)」をモチーフにしてフランスのショコラティエ、ミシェル・リシャール氏がショコラを製作。ショコラには「浮線綾〜」のふたの裏側に描かれた季節の草花をモチーフにした絵が描かれ、正直食べるのがもったいないと感じるくらいのできばえだ。6枚入りで2525円。

いいおみやげが見つかったので、福岡出身の記者の頭は早くも帰省モード。こげなうまそうな「ミュージアム菓子」持って実家ば帰れば、地元の人も見る目が変わるばい。さ、早く九州ば帰ろっと。【東京ウォーカー/中道圭吾】

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