アートで街にエナジーを! Red Bull Ignition 2013

関西ウォーカー

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街路灯をキャンバスに見立ててデザインし、アートでリノベーションするプロジェクト「Red Bull Ignition 2013(レッドブル・イグニション 2013)」が昨年に引き続き実施された。

今回は5名の著名アーティストと、アメリカ村の会による一般公募で選ばれた10名によって新たにデザインされた計15基が、10月14日(月・祝)に完成した。制作期間は3日間で約9万人がアートを鑑賞し、アメリカ村を盛り上げた。

当イベントはアートだけでなく、ライブペインティングやアーティストによるトークショーも見もので、新しいデザインの街灯に通行人たちは足を止めて、トークショーを楽しんだ。

この「Red Bull Ignition」はレッドブルが「アメリカ村街路灯アートプロジェクト」に特別協力して、昨年から開催している街おこしイベントだ。地域活性を目指した「アメリカ村ドリームプロジェクト」自体は 6 年前からスタートしており、相次ぐ個人商店閉店に危機感を持った「大阪市中央区南商店会連合会 アメリカ村の会」が当イベントを発足させた。

アートプロジェクトがスタートした昨年度と合わせ、現在20基の街路灯がアート作品になり、通行人の目を楽しませている。「今後は残り30基の街路灯を2015年までに全てアート作品にし、アメリカ村を盛り上げていきたいです」と「アメリカ村の会」会員の城間桂蔵さん。今後もイベントなどを通じてアメリカ村の活性化に貢献していく姿勢を見せた。

イベントに参画したアーティストたちもそれぞれイベントを楽しんだコメントを残しており、三角公園で行われたトークショーも盛り上がった。

CM系イラストレーターとして活躍中のCasperさんは「街路灯に自分のデザインを施す事は滅多にない事なので、始めは少し難しいかなと思ったけど、非常に楽しめました」とコメントを残した。

「僕の作品が目印になって、誰かが待ち合わせしてくれたらいいですね」と話すのはグラフィックデザイナーのHandsome Designさん。誰もが見ることができる場所に自身の作品が展示されることに感慨深さを感じているようだ。

digmeoutアーティストの猫将軍さんは「アメ村はアートに溢れている街なので、残り30基の街路灯も全てアート作品になると、もっと街全体が盛り上がるのではないかと今から楽しみにしています」と話した。

「自分の作品が街にあるのはとても嬉しく、このような文化が根付いている街はそう多くはないので大切にしてほしいです」 と、竹内俊太郎さん。

HR-FMさんは「皆の作品ひとつひとつが個性に満ち溢れているのでアメ村全体が華やかになったと思う。この経験を活かし、今後はもっと大きな立体物に挑戦してみたい」と意気込んだ。

レッドブルとアメリカ村ドリームプロジェクトは今後もアメリカ村に点在する人型街路灯を、著名アーティストとのコラボレーションにして作品展示し、アートで街にエナジーを届ける取り組みを続けていく予定だ。昔以上にアメリカ村に活気が戻り、さらにアメリカ村から世界へ羽ばたくアーティストが増えることも夢ではないだろう。

【関西ウォーカー編集部/大前しおり】



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