宮崎駿監督引退作『風立ちぬ』へ届いた2万4000通の手紙からスペシャルブックが誕生

東京ウォーカー(全国版)

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公開から3ヶ月で興行収入100億円を超え、今なおロングラン上映中の大ヒット作『風立ちぬ』。今までと全く異なる世界観は多くの観客を驚かせ、同時に深い共感を呼んだ。

auは今夏、au Loves ジブリキャンペーンを実施。観客から同作品への思いを募った結果、登場人物や宮崎駿監督だけでなく、それぞれの大切な人へ向けた心温まる手紙が約2万4000通も集まった。そのキャンペーンの大好評と映画の大ヒットを記念して、集まった手紙のデータを収めたDVDをスタジオジブリの鈴木プロデューサーに手渡す記者会見が行われた。

同作品の大ヒットについて、鈴木プロデューサーはこう語る。「やはり、宮崎駿監督が今までと違う作品を作ると知って、世間も引退の予感がしたのではないかと思う。もう彼の作品が見られなくなると思ったのではないでしょうか。そして、いつも人のために作品を作っていた宮崎監督が、初めて自分のために作った作品だったからでしょう。大好きな戦闘機を扱うとなると、いつもより慎重でした」と、宮崎監督の思いを代弁した。

そして、ジブリ次回作である11月23日(土)より公開の高畑勳監督『かぐや姫』については、「今、なぜかぐや姫か?というと、高畑監督が原作では語られなかった、かぐや姫の気持ちを描けば新しい物語になると気付いたのです。彼はオーディションで主役の声優を選ぶ時、最近の女性は受け身が多く、強い意志を持った人がいないと嘆いていました。今作は本来、女性が持っている生きる強さを表しているので、特に女性に見てほしい。もちろん彼氏も連れてね」と、大ヒットを願っていた。

今回のキャンペーンの大反響を受け、auは手紙の一部を映画の印象的なカットと共に紹介するスペシャルブックを制作、抽選で合計130名にプレゼントする。応募期間は10月30日(水)から1ヶ月間だ。詳しくは、au Loves ジブリ、auスマートパス公式サービスのジブリの森、それぞれのウェブサイトを参照してもらいたい。映画のワンシーンを思い出しつつ手紙の内容を読んでみると、相乗効果でまた違った『風立ちぬ』を楽しむことができるだろう。【東京ウォーカー】

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