横浜学第6回「横浜の住まいと文化」を開催

横浜ウォーカー

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関東学院大学と横浜ウォーカーがコラボした特別公開講座「横浜学」。

「横浜の建築と、その活用」に続く第6回「横浜の住まいと文化」が、4月20日に関内のKGUメディアセンターで開催された。山手の洋館など、歴史的にも貴重な住宅が残る国際都市・横浜。観光の視点だけではなく、自分たちの暮らす横浜の文化をより深く知りたいという、関心の高い受講者が多く訪れた。

今回の講師は、関東学院大学人間環境学部教授で、近代日本の居住様式、山手洋館に詳しい水沼淑子先生。1882(明治15)年創業の洋食器専門店「元町 タカラダ」専務で、元町SS会の専務理事として街づくりに携わっている宝田博士先生。また、横浜シティガイド協会 副会長として観光の視点から横浜の街の移り変わりを見てきた嶋田昌子先生など、充実の講師陣がそろった。

単独講義から始まった本講座は、最初に水沼先生が開港後に外国人が暮らすために新しく造られた住宅地である山手の歴史について解説。山手洋館の特徴を紹介しながら、外国人たちが私たちの生活にもたらしたものについて講座を行った。続く宝田先生は、開港後に山手居留地に住む外国人に向けて創業した「元町 タカラダ」の歴史を振り返りながら、元町の街づくりの歴史や現状、将来に向けたビジョンを語った。最後は嶋田先生が横浜を舞台にしたジブリ映画「コクリコ坂から」(’11)を例に挙げつつ、街の移り変わりを振り返りながら、私たちの暮らしや生活がどのように変化してきたのか、ファッションや生活雑貨など身近な話を交えて解説した。

受講者からも、これからの国際都市としての横浜についてなど、多くの質問が飛び出したりと、大盛況のうちに幕を閉じた。

次回は「横浜と英国」をテーマに開催。参加方法など詳細は関東学院大ホームページ、横浜ウォーカー6月号(5月20日発売)誌面で発表される。【横浜ウォーカー】

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