“急須でいれた緑茶の味わい”を楽しむ理由は「ほっとするから」

東京ウォーカー(全国版)

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10月31日(金)は、臨済宗の開祖である栄西が、茶の種子と製法を宋から持ち帰ったと言われる“日本茶の日”。そんな記念すべき日に合わせて、「急須でいれた緑茶の楽しみ方に関する日本人の意識調査」の調査結果が発表された。「『急須でいれた緑茶』の味わいを楽しむ理由」を尋ねたところ、多くの人が「ほっとするから」(782人)と回答した。

年間を通じて「急須でいれた緑茶」の味わいや楽しみ方を世の中に広めるため、静岡県立大学・茶学総合研究センター岩崎研究室が、20~69歳の男女1000人に対してアンケート調査を実施。「急須でいれた緑茶を楽しむタイミング」や「急須でいれた緑茶の味わいを楽しむ理由」など、さまざまな項目を調査した。

「急須でいれた緑茶を楽しむタイミングはいつか?」という質問には、「和菓子を食べるとき」(500人)が最も多い回答となり、次に「食後」(475人)、「食事と一緒に」(430人)、「客人をもてなすとき」(308人)、「気分転換したいとき」(290人)と続いた。また、「急須でいれた緑茶の味わいを楽しむ理由」に関しては、「ほっとするから」(782人)が最も多い回答に。「健康に良さそうだから」という回答は229人で、健康面を主目的にしていないことが分かった。

さらに、「ほっとするから」を選んだ人に対し、「なぜほっとするのか?」と尋ねたところ、「温かみを感じるから」(520人)、「癒しを感じるから」(377人)、「昔から親しんでいる家庭の味だから」(371人)という回答の順番に。「急須でいれた緑茶」の味わいは私たち日本人にとって、「家族を想起させる身近な飲み物」といえるのかもしれない。

また、「1日の中で“ほっと”できる時間はどのくらいあるか?」を自由回答で記入してもらったところ「60分」という回答が1000人中262人と最も多く、忙しい現代人の暮らしぶりが浮き彫りになった。静岡県立大学・茶学総合研究センターの岩崎邦彦教授は「急須でいれた緑茶は我々の喉を癒すだけでなく、心も癒してくれます。忙しい現代人に、急須でいれた緑茶の味わいをもっと楽しんでもらい、たくさんの人に“ほっと”するひとときを過ごしてほしいと思います」と語る。

寒くなると特に「急須でいれた緑茶」を家で味わいたくなるもの。実は、「急須でいれた緑茶の味わい」を目指して開発された、日本コカ・コーラの緑茶ブランド「綾鷹」が、2013年11月~2014年3月のホット専用ペットボトル入りの無糖茶飲料の市場で、最も売り上げが良かったという(日本コカ・コーラ調べ)。“にごり”のあるペットボトル入り緑茶として誕生した同飲料は、2007年10月の発売以来、64ヶ月連続成長(2014年9月末日時点)を続けているのだ。「急須でいれたような本格的な味わいの緑茶を作りたい」という同社開発メンバーの強い思いが消費者にも届き、好調の要因となったのではないだろか。ちなみに、今夏導入された「綾鷹」ブランドの第二の柱となる、「綾鷹 まろやか仕立て」の販売も好調に推移している。これからの季節、いつでもどこでも手軽に楽しめる綾鷹ホットで、“ほっと”する時間を増やしてみるのはどうだろうか。【東京ウォーカー】

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