香川照之が妖怪専務に!?「妖怪ウォッチ2 真打」テレビCMが面白い
東京ウォーカー(全国版)
レベルファイブは、12月13日(土)に発売を予定しているニンテンドー3DS用ソフト「妖怪ウォッチ2 真打」の実写テレビCM妖怪専務編全5パターンを、11月21日(金)から順次放映すると発表した。
妖怪専務編のテレビCMは、「妖怪ウォッチ2 真打」にハマっている(と思われる)香川照之演じる上司が部下役の伊藤淳史を個室に呼びつけ、ゲームの内容についてありがちな質問や相談をしたり、揚げ句の果てに無茶な命令をしたり…という内容。しかも、上司役の香川の言動が今年ではなく、2013年に大ブームを巻き起こした某テレビドラマを彷彿とさせるものになっており、香川の“妖怪専務”ぶりには思わず吹いてしまうほど!
「妖怪ウォッチのCMオファーと聞いて、自分が妖怪になるのかと思い、どうなってしまうのかと心配していましたが、演出コンテ(の自分の画像)を見て、ああ以前やらせていただいた“あのキャラクター”を求められているんだと思い、企画の意図をすぐに理解しました」とオファーを受けるまでの経緯を語る。また、「実際に、CMの自分の役が“妖怪のような上司キャラ”であり、また共演も伊藤淳史くんだったので安心して演技ができ、この役柄の妖怪のようなキャラクターと妖怪ウォッチがうまくマッチして、妖怪ウォッチらしい面白いCMになったと思います」と香川が言うように、上司役の演技はまさに香川じゃないと絶対に無理!と思わせるほどの熱演ぶり。ぶっちゃけ、自分は大爆笑してしまった!
共演の伊藤も「部下役という誰よりも近い場所で香川さんのハードな演技を見せていただきました」とかなり楽しんだ様子。さらに「大企業の偉い人がハマっている姿は、一見ありえないように思えますが、実はリアルに起きているかもしれない!?と思わせるところにもCMの面白さがあると思います」(伊藤)とのこと。
伊藤さん、鋭い!300万本を超える大ヒットシリーズの最新作だけに、実は、こんな、隠れ「妖怪ウォッチ」好きの、上司と部下ってけっこういるんじゃない?って気がする。役員室に呼ばれて中に入るとカチリとカギを掛けられ、「妖怪ウォッチ」どこまで進んだ?って話しかけてくる重役…(KADOKAWAグループ内に心あたりが)。
ちなみに「妖怪ウォッチ」(特にアニメ)には、実に数多くのパロディーが登場するものの、ドラマネタは多くて、けっこう古いドラマやアニメなどもよく題材にされる(アニメを見ているお父さん、お母さんはよくご存じだろう)。ゲームもアニメも核心部分には徹底した子ども目線のノリ、ギャグでしっかり固めつつ、その周辺に何気なく入ってきた大人が「え?」と思ってしまう仕掛けが忍ばせてある…。「妖怪ウォッチ」にはそんな狙いを感じるのだが、このテレビCMもその一環だろうか。
私見だが、このテレビCMどれも面白くて、このシーンの前後をついつい想像していしまう。そして、この設定でぜひドラマを作ってほしい、と思ってしまうのだ。できればあの「半○直○」のスタッフで!!【バカタール加藤 元週刊ファミ通編集長(今は「妖怪ウォッチ」大好きオジサン)】
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※2024年03月29日06時 時点の情報です
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