村⼭結⾹(≒JOY)が『スクールアイドルミュージカル』に出演!「伸びやかな声で歌っていきたい」
東京ウォーカー(全国版)
ラブライブ!シリーズのミュージカル『スクールアイドルミュージカル』が、2026年9月19日(土)〜26日(土)、東京・新国立劇場・中劇場にて上演される。このミュージカルで、芸能コースアイドル部を擁する大阪の名門校・滝桜(たきざくら)女学院の生徒、晴⾵サヤカを演じる村⼭結⾹(≒JOY)さんに、役柄や出演に向けた想いを聞いた。
「台本を手にしたときはワクワク感が強かったです」
――今作に出演が決まったときのお気持ちを教えてください。
まず、素直にうれしい気持ちが一番でした。私自身、お芝居に対してすごく前向きな気持ちを持っていたので、ミュージカルのステージに立てることが楽しみでした。また、先輩である冨田菜々風(≠ME)さんが昨年出演していらしたことも知っていたので、先輩のバトンを引き継ぐような想いもありました。「スクールアイドルミュージカル」自体、たくさんの方に愛され続けている作品ですし、そういったファンの方はもちろん、これまで出演されたキャストの皆さんの想いを胸に頑張ろう、と身が引き締まりました。
――初めてのミュージカルになりますよね。
ちょっとドキドキしています。こんなに曲数が多いのは初めてなので、観に来てくださる皆さんに想いをちゃんとお届けできるように頑張りたいです。
――台本を手にしたときは、いかがでしたか。
ついに舞台が始まるんだというワクワク感が強かったです。私が演じるサヤカちゃんというキャラクターがどういう子なのか。それは台本を見てわかることも多いので、これからどういうふうにサヤカちゃんを作っていこうかなという気持ちになりました。
ミュージカルの台本なので、歌の部分が太字で書かれていたんですけど、ページをめくるたびに太字で書かれているパートがあって。楽曲と一緒に覚えていくというのがすごく楽しかったです。そのときは、まだどういう振り付けがつくのかわからなかったので、ワクワク感がすごくありました。
――グループの曲を覚えるときとの違いは感じますか?
そうですね。グループでのパフォーマンスは楽曲を表現するイメージですけど、今回は歌詞も物語に沿ってつながっていく内容なので、セリフを覚えるような感覚で歌詞を覚えていく感じで。普段の歌詞とは、また違った覚え方でした。
――このミュージカルで、スキルが上がりそうですね。
はい、上げていきたいなと思います!
――ちなみに、セリフを覚えるときはどういう感じで覚えられるんですか?
まず一通り読んでみて、物語を把握して、今この子はこういう感情なんだろうなというのを理解すると、セリフが入ってきやすくなるんですね。テスト勉強みたいな覚え方というより、この気持ちだからこのセリフという感じで、感情優先の覚え方をしています。そのうえで台本を見ずにしゃべってみるんですけど、台本と照らし合わせて「あ、ここのセリフは違う言い方だったな」と、ちょっとずつ微調整していく感じです。
――感情優先というのが俳優さんっぽい覚え方ですね。
いやいや、邪道な気がします(笑)。私自身もどうやってセリフを覚えたらいいんだろうってなったときに、いろんな俳優さんのインタビューとかを見ていたんですけど、自分がしっくりくるなと思ったのはこれでした。
「ギャルだからこその明るい“陽”の部分を取り入れたい」
――演じるサヤカとの共通点を教えてください。
サヤカちゃんは「自分はレッスンに行ってくるので」みたいな感じで、もっとうまくなりたいと向上心があるタイプ。私自身、ファンの皆さんにはあんまり伝わってないかもしれないんですけど(笑)、意外と向上心があるので。内に秘めている想いというのはサヤカちゃんと似ているなと感じます。
――違うところもありましたか?
違うところのほうが、多かったですね。サヤカちゃんはギャルな女の子なので、その時点で私の生きてきた道とは違うものを持っているなと感じます。
ギャルだからこその明るい“陽”の部分。それは私が持っていないものだし、だからこそ尊敬する部分でもあって。考え方も明るく前向きな部分が感じられるんですけど、そこは私自身も演じながら力をもらっている部分だなと感じます。
――自分と違う部分が多いからこそ、演じやすい?
そうですね。自分と違う立ち位置にいるサヤカちゃんだからこそ、新しい自分に出会えているなと感じます。そういった部分でも演じていて楽しいですし、もっとサヤカちゃんだったらこう考えるんじゃないかというのを、まだまだ探しきれてない部分もあると思うので、今はもっと追求していきたいという気持ちです。
――村山さん自身の考え方もサヤカっぽくなりそうですね。
サヤカちゃんが持つギャルのマインドみたいなものには憧れるので、ギャルっぽい所作から取り入れていこうかなと(笑)。最近は、ギャルの女の子のYouTubeを見たりして、腰に手を当てるとかのギャルっぽい手の使い方を意識するようにしています。ただ私生活はちょっとまだ……ギャルではないですね。もしかしたら舞台が終わるころには、もっと陽キャになっているかもしれないですけど(笑)。
――ほかに意識している部分はありますか。
やっぱり高校生なので、その若さはとても大事にしていきたいです。あと、新国立劇場中劇場はすごく広い劇場なので、どこで観ても楽しんでいただけるように、普段の2倍、3倍くらいの表現を心がけて、エネルギーを大きくお届けしていきたいと思っています。とにかく気持ちは大きく持っていたいです。
「好きを追求しているキラキラをたくさん浴びてほしい」
――特に注目してほしいポイントを教えてください。
サヤカちゃんは歌にも力を入れている子なんですね。歌詞にも“伸びやかな声で”というフレーズがあるくらい、彼女が自信を持っている部分なので、私もちゃんとサヤカちゃんらしく伸びやかな声で歌っていきたいなと思っています。
全体としては、スクールアイドルならではの尊さがあると思うので、みんなが夢や好きなことを追求しているまっすぐな姿勢は、アイドルに限らず、観てくださっている皆さんにも届くんじゃないかなと思っています。好きを追求しているキラキラをたくさん浴びていただけたらうれしいです。
――衣装やヘアスタイルも見どころの一つですよね。
そうですね。ヘアスタイルは、初めて挑戦する髪型なんです。ハーフアップのお団子で髪を巻いているんですけど、ヘアピンもいっぱいついていて、ギャルぽい感じなので、普段とは違う私をまた楽しんでいただけるんじゃないかなと思っています。衣装も、≒JOYの活動ではあまり着ないようなフリフリした衣装があるので、個人的には楽しみです。
私が演じるサヤカちゃんは、ショートパンツの衣装もあるんですよ。ほかの生徒も一人ひとり衣装が違うので、華やかでかわいいですし、「この子はこういう性格だから、この衣装が似合うよね」みたいなものが伝わると思うので、衣装にも注目しつつ観ていただけたらと思います。
――今作への出演を通して、意識が変わった部分などはありましたか?
ミュージカルだと、より感情を歌声にのせることが大事になってくるので、歌詞を大切にしたいという気持ちがよりいっそう強くなりました。感情の届け方という部分では、新たな表現方法を吸収できているような感覚にもなっていますし、≒JOYの活動でも学んだことを活かして、よりファンの方に刺さる歌声を届けたいなと感じています。
サヤカちゃんは明るさが魅力なので、今はそれをどんどん取り入れているんですけど、そのサヤカちゃんらしい部分が私にとって新たなスパイスになっているところがあるので、舞台が終わったあと、どんな自分になっているのか私も楽しみです。
――では、最後にメッセージをお願いします。
今回初めて「ラブライブ!」シリーズの「スクールアイドルミュージカル」を知ってくださった方、もちろん今まで何回も観たことがあるよという方もたくさんいらっしゃると思いますが、今回は「ラブライブ!」シリーズ15周年という記念すべき年での上演。貴重な機会に舞台に立たせていただけることを光栄に思っています。私自身、初めてのミュージカルになりますが、サヤカちゃんとして皆さんにスクールアイドルの素晴らしさ、尊さをお伝えできるように精一杯頑張っていきます。とにかく全身で楽しんでいただける作品になっていますので、「楽しむぞ!」という気持ちで劇場に足を運んでいただけたらうれしいです!
撮影・取材・文=野木原晃一
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