福岡県で“夢のアンテナショップ”プロジェクトが進行中

九州ウォーカー

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「消費者とともに地域産品を育て、地域の魅力を発信し、魅力を感じてもらう」新しいアンテナショップを作りたいと、福岡県商工会連合会が推進中の「ふくおかアンテナショップ」プロジェクト。同プロジェクトの一環で、「地域トピックス by Walker47」の福岡県地域編集長4名と福岡Walker編集長、商工会連合会担当者による座談会が開催された。

コンセプトとして掲げられているのが、「ふくおかアンテナショップ5つの誓い!」。■地域を育て、地域の魅力を発信するアンテナショップ。福岡の眠れる地域資源を掘り起し、明太子やラーメン級の特産品を育てます!■県内から全国へ!まずは県内都市部へ、それから全国への販路展開を目指します!■地域産品の情報受発信拠点、また地域産品を育てるファームとしても活躍します!■ブランディングにより商品価値を向上させます!出展商品を選定し、ショップ厳選の逸品として売り出します!■単独出展ではできない、地域産品の「総合力」をアンテナショップで実現します!

今回の座談会は、このコンセプトへの意見や、実現したい“夢のアンテナショップ”など、率直な意見交換の場となった。

「地元のアンテナショップには、元気がある事業所しか出展していないことも一因なのか、ひとつひとつの商品からは思いが伝わるが、アンテナショップ全体としてのまとまりがなく、魅力に欠ける。点ではなく面で考えていかないと、観光客にも地元の人にも支持されない」という既存アンテナショップの問題点、「商品が出来上がるまでのストーリーがあると面白い。たとえば、地域の子供たちと地元企業が協力して商品を開発して、少子化対策を訴えるストーリーで話題性を集めるとか」という地域活性化を絡めた企画提案など、地元を愛する地域編集長ならではの意見が語られた。

また、「特産物をフリーズドライ加工して“ちょい足し”用調味料やふりかけを作る」「福岡県の『福』という字を使い、一貫したデザインで統一し、幸せをイメージするブランドに仕立てれば、海外でも流行るかも」「福岡は外国人観光客が多いので、海外向け情報提供ステーションとしての役割もあると嬉しい」「明太子の商品価値をもっと底上げして、再ブランディングするのも面白いのでは」など、 “夢のアンテナショップ”へのアイデアも続々と飛び出した。

様々な研究・調査を重ねてきた同プロジェクト。2015年度に、まずはサテライトショップとしての出店を構想している。消費者の夢と地域の魅力があふれる「ふくおかアンテナショップ」に期待したい。【福岡ウォーカー】

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