岡田准一が大阪・中之島図書館前で「ぜひ本を読んで」
関西ウォーカー
大ヒットした前作の公開から2年、映画「図書館戦争 THE LAST MISSION」が10月10日(土)より公開される。佐藤信介監督がメガホンを取り、主演の岡田准一のほか、榮倉奈々、田中圭ら前回と同じキャストで制作された。作品の公開に先立ち9月7日(月)大阪府立中之島図書館前で「図書館戦争 THE LAST MISSION」公開記念イベントが開催された。
18時過ぎ、MCを務めるMBSの大吉洋平アナの呼びかけで、レッドカーペットが敷かれた図書館前に図書隊車輌が横付けされ、サプライズゲストの岡田准一と佐藤信介監督が降り立った。出迎える250人の招待者たちからは大きな歓声が上がった。
岡田准一はあいさつで「自分の大事な作品が地元大阪からキャンペーンを始められるのはすごくうれしい。本作は地元の方に支えられながら撮影した作品。図書館戦争を応援してくれる人と時間を過ごすことができ、うれしく思っている」と、大阪からキャンペーンが始まる喜びを語った。
佐藤監督は「前作のスタッフ、キャストがほぼ丸ごと集合した。まるで同級生と学生映画を作っているような和気あいあいとした雰囲気だった」と撮影を振り返る。
また、大阪の小中学生の読書量が少ないという話を受け、岡田准一は「ぼくも本が大好き。本の中には物語が詰まっている。活字で読むのは楽しいので、ぜひ本を読んでほしい」と呼び掛けた。
イベントには大阪府広報担当副知事のもずやんも登場、「一冊触発」という四もず熟語を披露した。四もず熟語とは四文字熟語をもじったもので、もずやんの熱いバイブスを表現したもの。「一冊触発」は「1冊の本との出会いで、人生に大いなる触発を受けることがある」という意味だそうだ。
大阪府立中之島図書館は、現役では日本最古の公立図書館。明治37(1904)年に建てられたネオ・バロック様式の建築で、大正11(1922年)に両翼が建て増され、今の姿となった。現在はリニューアル工事中で、平成28年度からはカフェなども導入される予定。
【取材・文=ライター 鳴川 和代】
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