フェラーリV8オープントップの最新モデル上陸！

フェラーリ・ジャパンは、10月23日、神奈川県横浜市の大さん橋ホールにて新型車両「Ferrari 488 Spider」のジャパン・プレミアを実施した。価格は3450万円。

Ferrari 488 Spiderは、9月15日に行われたフランクフルト・モーターショーで世界初公開したばかりのモデル。40年近い歴史を有する同社の歴代オープンカーの中で、最も高い性能を誇る他、ミッドシップ・リアエンジン車としては世界で初めて“リトラタブルハードトップ”を採用したことが特徴だ。

既発売のFerrari 488 GTB同様、ターボラグを徹底的に排除して切れ味の鋭いレスポンスを実現した、最高出力670馬力を誇る3902cc V8ターボエンジンを搭載。車体を停止状態から時速100kmまで3秒、時速200kmまでは8.7秒という驚異的な加速を誇る！

シャーシには11種類のアルミニウム合金材を使用。さらにルーフに強度をもたせる構造とすることで、クーペモデルと同等の剛性を実現。前作にあたるFerrari 458 Spiderに比べ23%の性能向上を果たしている。

注目すべき点は、最新のリクトラブルハードトップ。軽量かつコンパクトに収納可能することができるほか、時速45km以下なら走行中でも開閉が可能だ。

発表会において、フェラーリ極東エリア統括マネージング・ディレクターのディーター・クネヒテル氏は「Ferrari 488 Spiderは、快適性を犠牲にすることなく、最高のスポーツ性能とオープンエア・ドライビングが愉しめる一台。オープンでフェラーリの世界を楽しんでほしい」と語った。

発表会場には、当モデルの専用色であるBlu Corsaと呼ぶメタリックブルーに仕上げられた車両が展示され、その美しさに、関係者や報道陣から感嘆の声が聞こえた。【東京ウォーカー】