脱インフル!関西ホテルの激安“復活”プランが話題

東京ウォーカー

X(旧Twitter)で
シェア
Facebookで
シェア

新型インフルエンザの影響による損失が、約743億円に上るとも言われる関西経済。特に不特定多数の人が集まる商業施設やホテルの打撃は大きいようで、とあるホテルでは売上げが約40%も落ち込んだのだとか。

とはいえ、転んでもただでは起きないのが“大阪商人”! 新型インフルからの“復活”をキーワードに、全国をあっと言わせる超格安なホテルプランを続々投入している。まさにあの打撃から立ち上がろうとしているのだ。

たとえば、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンのオフィシャルホテルの「ホテル ユニバーサル ポート」(大阪市此花区)。「頑張ってんねん大阪! 宿泊プラン」(1日100室限定)の、「スタンダードポート-α ツイン」は、なんと6000円(2名1室)! しかも土曜日もこの金額で泊まれるとあって、6/1からのプランにも関わらず、ほぼ満室の日もあるほどの人気だという。

「時期にもよりますが、通常だいたい1万5000円程度(2名1室)でご案内しているお部屋を6000円で提供させてもらっています。私が知る限り、ここまで値下げしたプランはありませんね」(同ホテル広報)とのコメント通り、まさに“大阪商人”のマインドを感じさせる企画だ。

また、神戸のホテルは“サービス”で勝負だ。「神戸メリケンパークオリエンタルホテル」(神戸市中央区)の「元気アップ!神戸」は、通常1室5万3733円のツインが、半額以下の2万4000円に! しかも、夕食は館内4つのレストランのコースから好きなものを選べて、リラクゼーションプールの使用も無料。何よりうれしいのは、アーリーチェックイン&レイトチェックアウトで、最大24時間滞在可能ということだろう。ゆったりと、神戸を満喫したい人にはうってつけのプランなのだ。

このプランは5/28にサービスを開始したばかりだが「6/4現在で、すでに80件近い予約をいただいています」と、同ホテル広報。「インフルエンザの影響で、キャンセルも相次ぎましたが、ここで“元気で頑張っているアピール”ができればいいなと、この企画に踏み切りました」

一方、旅行代理店も、関西のホテル宿泊を“目玉商品”としている。6/4からスタートしたJTB西日本の「元気でっせ!関西」という、関西発着の国内、海外旅行商品。その中の、「ホテル京阪ユニバーサル・タワー」1室2〜4名利用(食事なし)が、なんと1泊2400円〜3400円! まさに、“起死回生の一手”といったところだろう。

他にも、しゃぶしゃぶ&お土産つきで1室1万2000円というプランの「なんばオリエンタルホテル」(大阪市中央区)や、夕・朝食付きで1人6000円という「関空日野根ステーションホテル」(大阪府泉佐野市)など、さすがの“浪速魂”を見せてくれている関西のホテル群。どのホテルも通常の半額以下の値段設定で、まさに“復活”への意気込みが感じられるプランとなっている。

新型インフルエンザは終息を迎えつつあることに加え、どのホテルも徹底した消毒・衛生管理に務めているとあって、気になる安全面も心配ない様子。夏に向け、関西経済の復活に大いに期待したい。 【東京ウォーカー/安藤真梨】

この記事の画像一覧(全8枚)

キーワード

テーマWalker

テーマ別特集をチェック

季節特集

季節を感じる人気のスポットやイベントを紹介

いちご狩り特集

いちご狩り特集

全国約500件のいちご狩りが楽しめるスポットを紹介。「予約なしOK」「今週末行ける」など検索機能も充実

お花見ガイド2024

お花見ガイド2024

全国1300カ所のお花見スポットの人気ランキングから桜祭りや夜桜ライトアップイベントまで、お花見に役立つ情報が満載!

CHECK!今が見頃の花見スポットはこちら

ページ上部へ戻る