自民vs民主の「国会丼」も!霞ヶ関の“官公庁メシ”とは

東京ウォーカー

X(旧Twitter)で
シェア
Facebookで
シェア

官公庁が集まる霞ヶ関は、言わずと知れた日本の中枢。民間人としては、なかなか行きづらい場所だけど、実は知る人ぞ知る、「安ウマ公共食堂」の宝庫でもある。しかも、厳しい入館チェックなしに入れてくれるところもあり、意外にその門戸が広い。

たとえば、“白米”のお膝元「農林水産省」は、日本の米と野菜を多くの人に味わってほしいという思いから、霞ヶ関では珍しく入館証なしで入れる。メニューは、国産食材にこだわり、宮城産の米、茨城産の白菜など、全国各地の食材を季節替わりで使った食材が楽しめるのが特徴だ。たとえば、「日替わり定食」は650円。千葉産の牛肉をはじめ、国産食材を多用した「すき焼き定食」など、ラインナップも豊富だ。

また、「国会丼」なる名物料理が食べられるのは「国立国会図書館」。食堂は、図書館利用者なら、誰でも入れるので安心だ。「国会丼」(500円)とは、自民党を牛丼、民主党をカレー、国民を温泉卵に見立て、1つの丼にした変わり種丼のこと。なぜ、牛丼が自民党なのか、その“見立て”の理由も気になるところだが、わざわざ食べにいってみる価値は大アリだ。

一方、ゆでたての無添加生そばを食べられるのは「東京高等裁判所」だ。空港のようなセキュリティーチェックはあるものの、比較的入りやすく、食堂が3店もあるのが特徴。中でも、「藪伊豆」は、行列ができることもあるという人気店で、注文を受けてから大釜でゆで上げるコシの強い無添加そばと、鹿児島県枕崎のカツオ節とサバ節で作った、コクのあるダシがかなりうまい! ちなみに、「きざみ鴨汁そば」は480円。もちろん価格は「公共食堂価格」なのでご安心を。

他にも、7店の飲食店を持つ「総務省」や、4種類の日替わり定食を楽しめる「東京家庭裁判所」など、どれも、値段だけでなく味やバラエティーにもこだわっていて、行くだけで楽しめるのがうれしい。

機関によっては、受付票の記入や身分証明書の提示など、入館チェックがハードなところもあるが、一度入れば、キレイなオフィスビルのようなので居心地もバツグン! ぜひ一度足を運んでみては? 【東京ウォーカー】

この記事の画像一覧(全11枚)

キーワード

テーマWalker

テーマ別特集をチェック

季節特集

季節を感じる人気のスポットやイベントを紹介

いちご狩り特集

いちご狩り特集

全国約500件のいちご狩りが楽しめるスポットを紹介。「予約なしOK」「今週末行ける」など検索機能も充実

お花見ガイド2024

お花見ガイド2024

全国1300カ所のお花見スポットの人気ランキングから桜祭りや夜桜ライトアップイベントまで、お花見に役立つ情報が満載!

CHECK!今が見頃の花見スポットはこちら

ページ上部へ戻る