コスプレ美女を手錠で拘束！監獄レストランを潜入取材

“特撮”や“鉄道”、さらには“おとぎ話の世界”など、様々なコンセプトのカフェ、レストランが次々にオープンしている昨今。そんな中、この年末に最も大きな盛り上がりを見せているのが監獄レストラン「ザ・ロックアップ」だ。今回は、そんな同店にぴったりのコスプレイヤー・ろいぺこさん、泉れおなさんをお呼びし、潜入取材を敢行！リポート形式で、お店の魅力を紹介しよう。(今回の取材内容とコスプレには何の接点もない。完全に記者の趣味であることを、あらかじめ断っておく)

2015年で開業15周年目を迎えるなど、数あるコンセプトレストランの中でも、ひと際長い歴史を誇るザ・ロックアップ(今回お邪魔したのは、池袋で営業中のザ・ロックアップ2999池袋店)。その名の通り、監獄をイメージした内装と、個性豊かなオリジナル料理が味わえることで人気の飲食店だ。

“監獄で料理を味わう”というコンセプトから、「刑務所の中」(花輪和一著)のような、のほほんとした雰囲気を想像していた記者。だが、意気揚々とエントランスに足を踏み入れた途端、侵入者を威嚇するアラームが鳴り響き、戦々恐々とするハメに。

そんな記者をよそに、ろいぺこさん＆泉さんはグイグイ店内へと進んでいく。そうして迷路のような通路を抜けると、無数の牢屋が並ぶフロアにたどり着くのだが、ここで内装に見入っていると、ポリス姿の女性スタッフが登場。ふたりは手錠をかけられ、牢屋風の個室へと連行されてしまった。

バラエティに富んだメニューにコスプレ美女たちも大満足！

来店早々、あえなく収監されてしまったろいぺこさん＆泉さん。ここでふたりには、同店ならではのオリジナル料理を実食してもらうことに。監獄と聞くと、どうしても“くさい飯”というキーワードを連想してしまいがちだが、いざメニューを見てみると、何ともおいしそうな料理がずらり！

「焼いてやったぜブタ野郎！」、「囚人が隠し持っていたフライドポテト」、「たこ焼き時限爆弾」など、見た目も名前もユニークな料理が並ぶ中、ふたりが興味を示したのは「監獄名物！悪魔の左手【グリルハーブチキン】」(1069円)。その名の通り、鶏の手羽先ともも肉で悪魔の左手を再現し、様々なスパイスで味付けした、食欲をそそる一品だ。

ちょっと不気味な見た目なので、躊躇されるかも……という心配をよそに、テーブルに届いた瞬間、料理にかぶりつくふたり。恐ろしげな悪魔の左手が、あっという間に骨だけになってしまう様は、まさに圧巻の一言だった。

また、同時に注文した「ショックアイ」(745円)は、温めたフォンダンショコラの上に目玉ゼリーを乗せた、トロッとした食感が特徴的なスイーツ。本来なら、ゼリーとチョコを同時に味わえる点が魅力なのだが、ふたりとも血まみれの目玉は苦手だったようで、チョコレートだけを先に食べてしまうというトラブル(!?)が発生。残された目玉は記者がおいしくいただいた。

ザ・ロックアップではこれら以外にも、試験管で様々なカクテルが楽しめる「人体実験カクテルセット」(810円)や、点滴の容器に入った「【DEVIL】悪魔の輸血」(1026円)など、個性的なドリンクメニューも楽しめる。さらに連日、店内をモンスターが徘徊するアトラクションも実施しているので、忘年会や新年会で訪れれば、大盛り上がりになること間違いなしだ。

アニメやドラマの影響もあり、注目度が急上昇中のザ・ロックアップ。今回紹介した料理以外にも個性的なメニューが目白押しなので、定期的に通い、全メニューの制覇を目指すのも面白いかも！【東京ウォーカー/取材・文＝ソムタム田井】

＜今回のコスプレイヤー＞

ろいぺこ/秋葉原のコスプレカフェ＆バー「ALBUS」でアルバイト中のコスプレイヤー。ポートレート撮影会「マシュマロ撮影会」や各種ファッションショーにて、モデルとしても活躍中の18歳！冬コミ(コミックマーケット89。12月29日～31日、東京ビッグサイトにて開催)には全日参加予定。Twitter＝@Roipeko_

泉れおな/スパイスビジュアルよりイメージグラビアDVD「泉れおな vol.1 レイヤー製作委員会」を発売するなど、グラビア活動も展開中のコスプレイヤー。DVD第2弾も発売決定！「特捜警察ジャンポリス」(テレビ東京)へのゲスト出演(12月11日放送回)など、多方面で活躍中。冬コミにて写真集も発売(3日目・東L-26b)。Twitter＝@izumireona