上野や浅草も徒歩圏内の入谷は家賃も安い穴場エリア

東京ウォーカー

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上野や浅草にも近く、徒歩圏内で調理器具などの問屋街「合羽橋」にも行ける入谷。昭和通りを中心に生活感のある閑静な下町だ。毎年11月の「酉の市」や7月の「朝顔市」など歴史ある祭りや催しも多い。そんな街の魅力が伝わる4スポットを紹介。

昭和通りや言問通りは交通量も多くにぎやか。2つの通りの交差点からはスカイツリーが見える


三島屋


【写真を見る】店頭でたこ焼き(300円)を焼く三島屋の店主・平原健一さん。今川焼やお好み焼、たこ焼きなどはテイクアウトも可能だ


下町の憩い処として愛されている三島屋。創業は1950(昭和25)年と60年以上の歴史を誇り、子供のころから通っているという高齢者のお客も多い。メニューは名物の今川焼をはじめ、お好み焼き300円、もんじゃ350円、みつ豆250円などが楽しめる。

「長く続いた中で大事にしてきたのは、丁寧に作るということです」(店主の平原健一さん)。

お好み焼(300円)。キャベツ、切りイカ、紅ショウガ、桜エビが入る。紅ショウガがよく効いたボリュームたっぷりの一品だ(三島屋)


SOOO dramatic!


2015年4月にオープンしたイベントスペース。テーマは「現代の公民館」。ほかにもミュージカルや演劇、ファッションショー、フラワー教室やワークショップ、講演など、開催されるイベントは多岐に渡る。

「隔月開催の『入谷家の食卓』など、地域住民同士で交流できるイベントも人気です」(代表の今村ひろゆきさん)。

イベントは平日夜や土日を中心に開催されることが多い。イベントスペースのレンタルは2000円~/60分、1万5000円~/1日(SOOO dramatic!)


入谷鬼子母神(真源寺)


言問通り沿いに建つ、鬼子母神を祀る寺院。入谷を代表する古刹のひとつで、毎年7月の6~8日に行われる「朝顔市」が有名。正岡子規も短歌で「入谷から 出る朝顔の 車かな」と詠んでおり、古くから親しまれている。

鬼子母神は子育て、安産の守り神。立派なお堂の正面には鬼子母神の提灯がぶら下がる(入谷鬼子母神(真源寺))


小野照崎神社


創建は852(仁寿2)年。平安期に実在した才人・小野 篁(おの たかむら)と、学問の神様として有名な菅原道真を祀る神社。学問や芸能関連の祈願を求める人が多く訪れる。1年を通じてさまざまな祭りや催しが行われ、地域住民にとってなくてはならない氏社だ。

境内にある末社も含めると15柱もの神様を祀っている。毎年5月の第3週末は神輿の渡御などが行われる大祭、7月の第3週の日・月は納涼踊り大会など催しも多い(小野照崎神社)


住みやすい閑静な下町で、なおかつ平均家賃が比較的安い入谷エリア。祭りなど地元の行事も多く、地元の若者は一度は神輿を担ぐと言われるほど。祭りのにぎやかさと住宅街のよき静けさが同居した、下町好きにはたまらない街だ。【東京ウォーカー】

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