NHK「あさが来た」クランクアップで波瑠&玉木宏が感涙!主要キャスト勢が撮影を振り返る
関西ウォーカー
関西ウォーカーも応援を続けてきたNHKの連続テレビ小説「あさが来た」が3月5日にクランクアップを迎え、ヒロインの白岡あさ役を演じた波瑠やその夫・新次郎役の玉木 宏をはじめ、宮崎あおい、山内圭哉、三宅弘城、柄本 佑、小芝風花、吉岡里帆、工藤阿須加ら主要キャストと脚本を担当した大森美香氏が勢ぞろいして取材会に関西ウォーカー編集部も参加した。
スタッフから花束を贈られた波瑠は、「無事にクランクアップを迎えられて本当に嬉しいです。キャストのみなさん、スタッフのみなさん、視聴者のみなさん、支えてくれた皆さんのお力があってのことだと思っています」と感謝を伝えて、「正直、終わったという実感はまだありません。それでもやっぱりこみ上げてくるものがあって、最後の撮影が終わると涙が溢れていました」と、涙ながらに心境を語った。
そんな波瑠と夫婦を演じた玉木も目を赤くして、「決してあっという間とはいえない10か月間を無事ゴールすることができて、非常に感慨深いです」と振り返った。さらに、「ヒロインを務めるということは、非常に大変だったと思います。自分の住んでいたところを離れて、合宿生活のような日々でしたから。撮影中はキャストの仲間やスタッフに支えられてはいるんですけど、現場ではすごく孤独を感じることもあったと思います。それでも最後まで乗り越えられたということは、それだけ忍耐力がついたのではないかなと思います」と、誰よりもそばで見てきた波瑠の成長ぶりを讃えた。
また、記者から撮影中で印象に残っていることを聞かれると、あさの姉・はつ役を演じた宮崎は、「撮影を初めた頃は綺麗なお着物を着せて戴いてたのですが、だんだんとツギハギだらけのお着物になって、しまいには足袋すら履かせていただけなくなるという…(笑)。そんな経験は初めてだったので、いい経験をさせていただいたなと思います」と、次第に苦しい生活を強いられる役どころへの思い入れを語る。それに対して、はつの夫・眉山惣兵衛役を演じた柄本は、「個人的には、綺麗なお着物の時よりも、ツギハギだらけの衣裳の方が似合ってたと思います!」と、賑やかして笑いを誘った。
玉木は「間のことはあまり覚えていませんが、クランクインの日に、僕とぶつかって三宅さんが尻餅をつくシーンがあって、その時にオナラをされたことだけは音まで鮮明に覚えています(笑)」と暴露。それを受けて、4月23日(土)に放送されるスピンオフドラマで主人公に抜擢された中番頭・亀助役の三宅は、「あれで笑っていただいたおかげで、僕もホッとして楽にお芝居ができました。あのオナラがなければ、いまの亀助があったかどうか。スピンオフは人気のディーン・フジオカさんになっていたかも…」と、自虐的なジョークを飛ばして大爆笑を巻き起こした。
最後に波瑠は、「この作品には姉妹や親子、夫婦などいろいろな物語があったと思います。“愛情のかたちや幸せのかたちというのは、それぞれあるよね”ということが、大きなメッセージになっていたと思います」と、この作品に込められた思いを述べた。
取材会の後、佐野元彦エグゼクティブプロデューサーは、「最後までグングンと展開していきますよ。もうひと山、ふた山あって、その先を描いていますから。『こう来たか!』の連続だと思いますので、楽しみにしてほしい」と、視聴者の期待感を煽るコメントを寄せた。
4/2(土)の最終回まで、まだまだ盛り上がりをみせる「あさが来た」。ラストまで見逃せない!
なお、NHK大阪放送局では、「あさが来た」のセット公開を3/28(月)~4/10(日)に1階アトリウムで実施。10時~18時で入場無料。こちらもチェックしたい。
【取材・文=関西ウォーカー編集部 大西健斗】
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