イケメン剣士たちが殺陣で翻弄！10神アクター初舞台

福岡を中心に活躍するイケメンエンタテインメント集団・10神ACTOR(テンジンアクター)が、6月4日(土)・5日(日)にFFGホール(福岡市中央区)で、舞台「志ノ塾、未来攻防戦！」の公演を行う。同舞台は、幕末の日本、とある藩(天神藩)の藩主となった琢己を中心に、時代を駆け抜ける若者たちの葛藤や成長を描く。メンバーである岡進太郎、北田祥一郎、坂田隆一郎、澤柳亮介、関岡マーク、中島裕貴、馬越琢己、松島勇之介、三岳慎之助、山田健登の10人がそろって舞台に立つのは、今回が初めて。

本番を目前に控えた岡進太郎、坂田隆一郎、澤柳亮介、関岡マーク、馬越琢己、三岳慎之助の6人に本舞台にかける思いを聞いた。

――今回の舞台は二部構成で、第一部は今年1月に放送された幕末時代劇ドラマ「明日に向かって斬れ」(FBS福岡放送)のスピンオフ作品ということですが、見どころやポイントを教えてください

岡「前回ドラマを見た人が楽しめるのはもちろん、今回の作品だけでも見てわかるようになっています。笑えるシーンが多いので、大いに笑ってほしいです」

澤柳「ドラマでは伝えられなかったストーリーがたくさん入っています。あと、舞台観終わって、友達と真似したくなるような場面があるので、楽しみにしてほしいです」

坂田「それぞれの人物にこんな背景があったんだぁってことがわかると思います。ドラマの時よりもキャラがおもしろくなっているので、稽古中、笑いをこらえるのが大変です(笑)。本番も笑わないように気を付けないと…と思っています」

関岡「ドラマの時よりも、それぞれの人物が濃厚でわかりやすい内容になっていると思います」

――天神藩の藩主と元藩主の親子について、役どころを教えてください

馬越「ドラマと同じく、元藩主の父(三岳)の下で、もがき悩みます。志ノ塾(坂田、岡、松島)のメンバーとどんどん打ち解け、仲良くなっていくことで、心が変わっていくところに注目してほしいです」

三岳「息子(馬越)に座を譲り、隠居しているのですが、まだ藩主に未練を持っている役です。息子との戦いは、いい場面になっていると思います」

――自分以外のメンバーで、いいなぁと思う役はありますか

馬越「健登(山田)演じる越後屋がすごくかっこいいと思います。この時代のことを真剣に考えていて、実は一番重要な人物なんじゃないか思う。次は自分がこの役を演じてみたいです」

関岡「勇之介(松島)が演じる高杉。舞台のキーマンでありながらも、すごくスマートでとても魅力を感じます」

岡「仕事師の4人(澤柳、北田、関岡、中島)のシーンがすごく楽しそうで、観ていて自分も一緒に参加したくなります」

澤柳「ゴリ(岡)が演じる伊藤がとにかく何をやってもおもしろくて、一緒にやっていて明るい気分になります」

坂田「ゴリらしいよね」

岡「ありがとうございまーす(笑)！」

三岳「ゲスト出演として、劇団番町ボーイズ(千綿勇平、二葉要、二葉勇)の3人、候補生(大塚麟太朗、杉山玲央、武重琉希、森大地)の4人が参加しているのですが、候補生4人の役は、とにかく強い！特に森のアクロバティックをいかしたシーンは、めっちゃかっこいいです」

――ファンの人にどこを見てほしいですか

坂田「殺陣ですね。見ていておもしろいし、かっこいいって思ってもらえると思います」

三岳「同じく、殺陣がキーポイントなので、みんなに注目してほしいです」

――第二部は馬越くんプロデュースということですが、少しだけ内容を教えてください。

馬越「ライブのようなものではなく、舞台ならではの見せ方をしようと思っています。観客参加型のコーナーや、ユニットごとのコーナーだったり、音楽ライブとは違う演出になります。3公演とも違う内容にするので、3回全部来ても毎回楽しめますよ」

――最後に意気込みを聞かせてください

馬越「初挑戦のことばかりなので、とても気合が入っています。エンタテインメント集団として、役者として、絶対舞台を成功させます」

三岳「初舞台を成功させるのはもちろん、しっかり演技を見せたいです」

岡「舞台でしか感じられない雰囲気、心に残るものを観客のみなさんにしっかり伝えるので、楽しみにしていてほしいです」

澤柳「舞台は生き物なので、セリフ一言一言、しぐさ一つ一つ、丁寧に入魂してがんばります」

関岡「今までと同じで、練習してきたことを全員で全力でぶつけます」

坂田「自分自身初めての舞台なのですが、10神ACTORとしても個々でも、これで終わることなく次の舞台に呼んでもらえるような、先につなげられるような結果を残したいです。ライブと同じで、観客全員を楽しませたい。そこを大切にして、全員で挑みます！」

今年5月には初のワンマンライブを成功させ、ますます勢いにのる10神ACTOR。時代劇というジャンルに挑戦しながらも、独自の切り口で新たな開拓を進める彼らの初舞台を見逃すな！【福岡ウォーカー編集部/鶴田知子】

鶴田知子