【浅田舞・真央インタビュー】真央座長の人気アイスショーが7月に大阪で開催

関西ウォーカー

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浅田真央を筆頭に国内外から約20名のフィギュアスケーターが参加し、バラエティ豊かなプログラムをみせる人気のアイスショー『ザ・アイス』が、今年で10周年を迎える。大阪には11年に初登場し、今回で6回目の開催となる。

浅田姉妹のコラボレーションや普段は見られないペアでの演技、男子チームと女子チームに分かれてのプログラムなど、観客参加で盛り上がるシーンもある楽しい構成のショー。メンバーは座長・浅田真央以外、初参加や常連など毎回変わるが、昨シーズンのフィギュアスケート界で注目を集めた選手も多く出演し、競技とは違った彼らの姿を見ることができるのも『ザ・アイス』ならでは。今回、大阪から名古屋、そして北九州へのツアーだが、高橋大輔と織田信成が大阪限定で出演する。

また注目は、浅田真央の今シーズンのエキシビションナンバーが初お披露目されること。このフィギュアファン必見のショーのキャンペーンに浅田姉妹が来阪、意気込みを語った。

Q:お二人はこれまで『ザ・アイス』で何回コラボしましたか? その思い出は?

姉妹:4回あります。

真央:私は一昨年の「アナと雪の女王」です。姉妹の物語ですし、私自身も映画を見てから「アナ雪」を一緒に滑ったので、すごく嬉しかった思い出があります。

舞:私は姉妹でコラボレーションのプログラムをするのは、『ザ・アイス』しかないので、特にファンの皆さんがすごく喜んでくれて、また見たいですって言ってくれる声がすごく嬉しいので。どれも大切なプログラムですね。

Q:真央さん、毎年座長で皆さんをまとめて来られて、10年になりました。

真央:いつの間にか座長って付いてしまいましたね(笑)。私は1回目から出させてもらって、ひとつひとつショーをやって、たどり着いたのが10年で。早いなぁとは思うんですけど、10年目も今までにはないショーになると思うので、私も精いっぱい、今年の新たな『ザ・アイス』を頑張りたいと思っています。

Q:舞さんは2年ぶりの出演ですね。

舞:『ザ・アイス』は、観客のみなさんと出演している選手のみんなが一緒になって盛り上がれる、楽しめるショーだと思っています。記念すべき10周年の『ザ・アイス』も、今まで以上に最高のショーになると思うので、今から楽しみですね。

Q:二人のプログラムは?

舞:毎年、お互いのアイデアを出し合って、一緒に曲や衣装を話しながら作っていきます。

Q:お姉さんから見た、真央さんの魅力は?

舞:真央のアイスショーのナンバーは、『ザ・アイス』でしか見られないプログラムが多いと思います。他の演目でも「リッツ」で小道具を使ったり、「メリー・ポピンズ」はすごく可愛いキャラクターだったり、「ジュピター」もグっと来るものが多かったり…。ほんとに幅広く、いろんなものを表現できるスケーターの1人だなと、見ていて感じます。

Q:男子だけ、女子だけでやるプログラムも楽しいですね。

真央:それもザ・アイスの見どころのひとつかなと思っています。今年もまた『ザ・アイス』ならではのコラボレーションもあるので、楽しんでいただけるんじゃないかな。

舞:出演者も楽しんでいますね。ツアーの期間が長いので、その間にみんなでご飯を食べに行ったり、遊園地に行った年もありましたし。すごく楽しく夏のアイスショーが終わって、そこからみんな自分の国に帰って、さ、シーズン頑張るぞって、またスタートしていく。なんかすごくいい感覚です。

真央:海外の選手も、また『ザ・アイス』に出たいって言ってくれる選手が多くて、みんなすごく楽しみにしています。

Q:共演者の方など、楽しみにしていることは?

真央:トップのスケーターがこれだけ集まることってなかなかないので、みんなで一緒に練習できるのがすごく楽しいです。近くで見て学べることがほんとにたくさんあるので、私もいろんな勉強ができれば、と思っています。

舞:今回の『ザ・アイス』は、大ちゃん(高橋大輔選手)とか大阪公演限定の選手がいたり、それぞれの地域で雰囲気が変わりそうですね。私は、これだけ世界のメダリストたちのショーの中にいて、すごく恐れ多くて。大丈夫かなとも思いますけど、私自身も大好きなショーなので、ご覧になる方にも同じように楽しさを感じ取っていただけたら、と考えています。

Q:真央さんお披露目の今年のエキシビションナンバーは?

真央:バッハの曲で滑ります。これまでとは全然違った、クラシックとモダンが混ざったような、独特の世界観です。曲名はお楽しみに(笑)。これは、毎年ローリー(振付師ローリー・ニコル)がすすめてくれる曲の中の1曲で、今回はピアニストの先生に「音楽を聴いて、身体が自然に動くようなプログラムを滑ってみたらどう?」と言われて選びました。物語が少しあって、すごくいろいろな曲が入っていて、音楽に浮き沈みがあり、深かったり浅かったり…。それを自分にしかできないスケートで表現できれば、と思います。

Q:ショートとフリーの曲は?

真央:もう決まっています。3つとも、2週間ぐらいカナダへ行って振付をしてきました。3つすべて今までにないプログラムで、新しいチャレンジでもある曲かな。チャレンジするからこそ、やりがいのあるプログラムだと思います。

Q:2018年のピョンチャン冬季五輪を意識しますね。

真央:あっという間だと思うので、プログラム選びもすごく重要になってくると思いますけど、でもまずは自分が1年1年やるべきことをしっかりやっていけば、そこにオリンピックという大きな舞台が待っていると思います。でも、現役生活もそこまで長くはないと思うので、今シーズンは今シーズンで、ほんとに1日1日の練習や試合やスケートに関わることのひとつひとつを噛みしめながら、味わいながらできればいいなと思います。

Q:今年の具体的な目標は?

真央:昨シーズンの試合で感じたことは、ジャンプのレベルを上げること。無理をするのではなく、少しでも上のレベルに持って行けるようにしていくことが今の目標です。

【取材・文=高橋晴代】

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