決め手はタマネギ!わが道を行く“名古屋餃子”とは?

東海ウォーカー

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いまや、ラーメンなどと並び、完全に日本食と化した人気食「餃子」。だが、なぜか東海地区の中核である名古屋には全国に誇れるご当地餃子がないような…。気になる東海ウォーカー編集部はさっそく“餃子通”のもとへ。そもそも名古屋に“ご当地餃子”は存在するのだろうか?

「中華料理店の老舗数軒が出している餃子が、タマネギの甘味を決めてとしているんです。ですから、しいて言うなら、タマネギ餃子=名古屋餃子だと言われていますね」とは、餃子のことを知り尽くした「ナムコ浪速餃子スタジアム」の仕掛人・竹内さん。

代表的な店でいえば、ラーメンもうまい「江南」(名古屋市中村区)、芸能人も集う「香蘭園」(名古屋市中区)、名店と言われる「中華料理 夜来香」(名古屋市中区)などが、タマネギが効いた、“名古屋餃子”を出すという。

たとえば「江南」では、淡路島産などのタマネギを1日40〜50kgを使用。しかも、なめらかな食感にするため、スライサーに4回かけて細かく均一なみじん切りにするというこだわりようだ。

「『江南』さんは、1989年創業の老舗。以前に餃子スタジアムへの出店をお願いしたくらい、この餃子にほれ込んでいるんです」と、竹内さん。「江南」の餃子は、特注の超極薄皮を使用するので機械で包むことができず、毎日早朝から職人さんたちが、一つ一つ手で包んでいるのだとか。

もちろん、他の2店も負けてはおらず、「香蘭園」の餃子は「タマネギが他店よりも若干粗めなのでシャリシャリ感もうまい」と竹内さん。「中華料理 夜来香」についても、「野菜の旨みが豊か! 付け合せの春雨は、全国でも類をみない特徴ですね」と、絶賛している。

「最近わかったのですが、タマネギ餃子は名古屋餃子の特徴の一つであり、それがすべてではないんです。タマネギ以外は、どれも店ならではの特徴ばかりなんです」と、竹内さん。さすが、わが道を行く名古屋っ子! 「タマネギ」×「店のオリジナリティー」という魅力を持つ、“名古屋餃子”が、日の目を見る日も遠くないのかもしれない。 【詳細は東海ウォーカー7/7発売号にて掲載】

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