金魚の乱舞に魅了!「アートアクアリウム展大阪」

関西ウォーカー

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7月6日(水)から、大阪市福島区の堂島リバーフォーラムで「アートアクアリウム誕生10周年 ABC創立65周年記念 アートアクアリウム展~大阪・金魚の艶~&ナイトアクアリウム Supported by 大阪芸術大学グループ」(以下「アートアクアリウム展大阪」)が始まった。2007年に六本日ヒルズで開催されて以来毎年話題を呼んでいる同展が今年10周年を迎えるのを記念し、今回は「アートアクアリウム 金魚シリーズ」を大阪と東京で同時開催。さらに9月からは初の公立美術館での開催となる金沢21世紀美術館での実施が決定している。

アートアクアリウムは水槽の中の生態系と光、映像、音楽など最新の演出技術を融合した総合芸術で「アートアクアリウム金魚シリーズ」は日本全国で開催されたほか、イタリア・ミラノでも開催され、大阪では4度目の開催となる。

今回はアートアクアリウム史上最大規模の屋内会場。作品が展示されている1階エリアだけでなく、2階にも鑑賞エリアが設けられているのが特徴。新作の「宇宙」をテーマにした複合作品「Beautiful Japan of Universe」を地上からも上空からも眺められる。その他、東京・日本橋以外では初登場の超大作「インフィニトリアム」や大阪初登場の「華魚繚乱(エレガンス・ダンス)」など、金魚の華やかさと美しさを幻想的に演出した多彩な展示に目が奪われる。

プロデューサーの木村氏は「アートアクアリウムの10周年祭が大阪で開かれた。今回は今までになかった2階席が設けられ、今まで培ってきた映像技術などの集大成で宇宙空間を表現している。日本の会場では2階席から見ることはなかったが、会場に来られる方に驚きを持って喜んでもらえると思う。金魚を生きたアートとして展示しているゾーンはいままでのアートアクアリウム史上もっとも数も種類も豊富。エレガンス・ダンスでは5段の滝を2000匹もの金魚が泳ぐダイナミックな演出をしている。初めて見る空間を作っているので楽しんでほしい」と開会のあいさつで述べた。

今回の楽しみは金魚だけにとどまらない。毎日17:00からは「ナイトアクアリウム」となり、会場内に設けられた日本酒バーで日本酒やドリンクを販売(別料金)。大人の「アートアクアリウム展大阪」を楽しめる。また、毎週土曜の夜と連休の中日の夜には国内トップレベルのDJによるパフォーマンスも予定されている。7月22日(金)21:00からは特別イベントとしてDJ OSSHYによる「Disco Night Aquarium フライデー ナイト フィーバー」が開催される。特別イベント入場料金は1ドリンク付き2000円で完全入れ替え制。

「アートアクアリウム展大阪」は9月5日(月)まで開催。

【取材・文=関西ウォーカー編集部 鳴川和代】

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