元祖の味に女子感涙!京はやしやの“上質抹茶パフェ”

関西ウォーカー

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今や京都観光の定番メニューとなっている“抹茶パフェ”は、京都・三条に本店を持つ、お茶専門店「京はやしや」が昭和44年に初めて開発した。当時から50年近く経った今でも、その味を求めて多くの人が京都に足を運び、スイーツ女子たちの舌をうならせている。そこで、抹茶パフェ誕生のストーリーを振り返りながら、“元祖”抹茶パフェに詰まった魅力を徹底解剖して紹介しよう!

抹茶パフェ誕生のストーリー


【写真を見る】抹茶パフェの発案者、林屋新一郎。1954年、当時の研究室でお茶の香りを試している様子


1753(宝暦3)年に金沢で宇治茶の販売店として創業した「京はやしや」は、1963(昭和38)年に喫茶事業を開始。昭和の中ごろまでは、庶民にとって抹茶は“格式高いもの、苦いもの”というイメージだったため、当時の社長である五代目、林屋新一郎は、抹茶を気軽に楽しんでもらいたいとの思いから、飲みやすく甘味を加えたグリーンティーや抹茶ミルクを考案。

グリーンティー「宇治清水」のチラシ。これに牛乳を加え、元祖抹茶ミルクが誕生した


さらに1969(昭和44)年、ブームだったフルーツパフェから着想を得て、誕生させたのが抹茶パフェだ。そのアイデアはあまりにも前衛的だったため、業界内では賛否両論があったものの若者から支持を受けて瞬く間に人気メニューに!

大正時代に営業していた石川県の七尾店。自社で栽培・加工した茶葉の販売のみを行っていた


自社で茶葉を栽培から加工まで、一貫して行った老舗だからこそ提供できる上質な抹茶パフェのおいしさは、現在も幅広い世代に愛されている。

“元祖”抹茶パフェを味わおう!


店内の大きな窓からは、鴨川や比叡山が眺められる。景色を楽しめる窓際の席がおすすめ!


“抹茶パフェ”発祥のお茶専門店「京はやしや 京都三条店」では、260余年続く老舗ならではの、上質な宇治抹茶を使用した抹茶スイーツを提供している。抹茶パフェをはじめ、あんみつやかき氷など幅広い抹茶スイーツが楽しめるほか、抹茶雑炊などの食事メニューもあるのでランチにも最適だ。

「抹茶パフェ」(875円)のアイスクリームやゼリーなどは、ほとんどすべてが自家製。自社ブランドの石うすびき宇治抹茶を使い分け、味のメリハリを生み出している。

アイスやゼリーによって自社ブランドの抹茶を使い分け、味にメリハリをつけている。「抹茶パフェ」(875円)


自社ブランドのまろやかな抹茶「千代の白」を使用した抹茶アイスクリームと、アイスよりも苦味が強い、自社ブランドの抹茶「清印」を使用した抹茶ゼリーは相性抜群。さらに、その日に店で作ったものだけを使用するという白玉の弾力がアクセントに!

抹茶ソフトクリームは、アイスと同じブランドの抹茶を使用してなめらかに仕上げ、抹茶の味わいにマッチするフルーツとして、バナナやパインをセレクトしている。上質な抹茶を気軽に堪能できる、“元祖”抹茶パフェを一度味わってみよう!【関西ウォーカー編集部】

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