抹茶作り体験も平等院も!宇治満喫ベストコースはこれ
関西ウォーカー
宇治茶の名門、伊藤久右衛門の本店など、銘茶の里として有名な宇治。濃厚な抹茶スイーツと風味豊かな抹茶そばをいただき、さらに、500年の歴史を誇る老舗で抹茶づくり体験をした後は、きれいな鶯色をした茶団子のお土産を購入。抹茶尽くしの後は、世界遺産の平等院を見学し、京阪電車で宇治から中書島へ移動して、十石船に乗って川沿いの酒造巡り。他にも見どころ満載の宇治を、一日で満喫するなら“コレ”な、ベストコースをまとめてみたので、ぜひマネしてみて!
<10:30>宇治駅からスタート!
京阪宇治線の終着となる宇治駅。円を基調とした駅舎は、私鉄の駅初のグッドデザイン賞を受賞していて、入口には巨大なステンドグラス障壁画、飛翔が飾られている。
<10:40>宇治茶専門店の極上スイーツ
宇治駅から歩いて5分のところにある、宇治茶の名門、伊藤久右衛門の本店に併設された「伊藤久右衛門本店・茶房」。宇治茶専門店が作る上品で味わい深い抹茶スイーツはもちろん、抹茶や煎茶、玉露などのお茶も味わうことができる。定番人気の「抹茶パフェ」(680円)は、丹波大納言小豆の大粒な自家製あんこと、ほろ苦い抹茶アイスや抹茶ゼリーとの相性が抜群だ!
食事には、着色料を一切使わず、抹茶本来の風味を最大限に生かした「宇治抹茶そば」(623円)がおすすめ!
<12:20>高級茶葉で抹茶作りに挑戦!
伊藤久右衛門本店、茶房から歩いて11分。500年の伝統を誇る将軍家御用達の宇治抹茶専門店「三星園 上林三入本店」では、宇治茶の歴史や抹茶作りを気軽に楽しむことができる。お茶の作法など、おもてなしの心も教えてもらえるので安心だ。
2人以上の予約で約30分間体験できる抹茶づくりは、ひとり864円でお菓子も付いてくる。使用する茶葉はなんと1kgで5万円の超高級品!茶葉を石うすに入れ1回転1秒くらいのペースでゆっくりと、手を止めず同じペースで挽いていくのがポイント。自分で作ったお茶はおいしさ格別!
<13:00>香り豊かな元祖、宇治茶スイーツ
抹茶作りを体験した後は、歩いてすぐのところにある「能登椽 稲房安兼」で、1717年から続く自慢の和菓子をお土産に買って帰ろう。中でも一押しは、宇治茶スイーツの元祖・茶団子。名物「茶のだんご(30粒)」(440円)は、創業より伝えられる独自の製法で作り続けられている茶団子。甘すぎず、まろやかな味わいで、何個でも食べられる!その他にも、抹茶を使用した「最中」(10個入り1700円)や「羊羹」(1本780円~)、季節限定の和菓子なども登場するので要チェック。
<13:20>藤原一族の栄華を今に伝える
お土産を忘れずに買ったら、歩いて2分のところにある「平等院」へ行こう。14年に約2年に及ぶ大規模修理が終了し、創建当初の雅な姿が甦った平等院鳳凰堂は見逃せない。
1053年に時の関白、藤原頼通によって建立された阿弥陀堂で、中央には日本を代表する仏師、定朝により作られた、本尊で国宝の阿弥陀如来坐像が安置されている。その他、国宝物を収蔵し公開している平等院ミュージアム鳳翔館など見どころ満載だ!
<15:30>酒蔵の風情をのどかに進む観光船
最後は、京阪宇治駅から中書島駅へ移動し、江戸時代に運送船として活躍していた十石船に乗船。濠川を遊覧する観光船は、中書島駅から徒歩4分のところにある、月桂冠大倉記念館裏からスタートする。四季折々の表情を持つ柳並木や、歴史ある酒蔵を眺めながら、往復約55分の旅を楽しもう!
【関西ウォーカー編集部】
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