日本初!キャンプファイヤー・ダイニングをレポート

東京ウォーカー

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7月30日、日本初のキャンプファイヤー・ダイニング「Campfired Grill & Cafe THE BANFF」(東京都目黒区)がオープン。“キャンプファイヤーをしている時のようなくつろぎ”をコンセプトに、特製の薪専用グリラーで調理した、独特の香りと味わいが楽しめるキャンプファイヤー料理を提供する。

「C CHANNEL」クリッパー(投稿者)の倉澤千賀さんが日本初のキャンプファイヤー・ダイニング「Campfired Grill & Cafe THE BANFF」をレポート!


新業態の “キャンプファイヤー・ダイニング”を体験すべく、動画ファッションマガジン「C CHANNEL」クリッパー(投稿者)の倉澤千賀さんが同店を訪ねた。

【写真を見る】入口横には大量の薪が! 「Campfired Grill & Cafe THE BANFF」では薪を使用した独自の調理法を展開する


スタッフに案内され店内へ!


立地は自由が丘駅から徒歩1分。「“キャンプファイヤー料理”って、全然想像がつかない!」と興味津々の倉澤さん。スタッフに案内してもらい薪が積まれた入口から店内へ入ると、ほっと落ち着く温かみのある空間が広がる。

ラウンドカウンターは火を囲んで団らんするキャンプファイヤーをイメージした特注品。特製グリルで調理する様子も見られ、円を描いているため横の人とも話しやすい


「すごい! 鹿の角がある」と倉澤さん。迫力ある鹿の角で作られたランプは、カナダ・アルバータ州「バンフ」の雰囲気をそのままにと北海道から仕入れたそう


内装はカナダ・アルバータ州にある、世界最高峰のアウトドア映画際発祥地として知られる「バンフ」からインスピレーション。「お店というよりは、キャンプ場にあるログハウスのような雰囲気」と倉澤さん。

特注のグリラーで表面を焼いていく4段の特注のグリラーは、高さを変えることで火の入り方を調整。置き火、直火を使い分けられ「焼き」と「スモーク」が両方できる仕様となっている


「Campfired Grill & Cafe THE BANFF」の特筆すべき点は特注の薪専用グリラーを使って調理する「WOOD-FIRED GRILL」。楢(なら)の木を燃やした煙で仕上げるこの調理法は、素材の味を残しながらスモーキーで心地いい薪の香りをまとわせる。遠赤外線効果で一気に食材の表面を焼くことで、うま味を閉じ込めるのも薪火の特徴だ。

薪はプレーンな香りでどの食材にも相性がいい楢(なら)の木。「薪の香りは食材の味をいかしながら風味を倍増させてくれるので、ダイレクトに当たるようオーダーしました」(稲垣さん)


まず最初に倉澤さんが注文した同店の看板メニュー「リブロースの薪焼き 200g」(税抜・2980円)もその調理法が楽しめる一皿。肉料理は、部位ごとに異なる量の塩を振って約5日間熟成させる“ソルトエイジング”を施してから、600度の直火で表面をグリル。薪の香りをまとわせた後に温度が安定するオーブンでじっくり中まで焼き上げていく。プロデューサーの稲垣さんによると、「うま味が凝縮するソルトエイジングは、薪焼きにぴったりの下処理。寝かせることで赤身がフルーティな味わいになります」とのこと。

「リブロースの薪焼き」は赤身が多く肉本来の味わいが特徴の、牧草のみで育った「グラスフェッドビーフ」を使用。クリーム仕立てのココット野菜付き


待つこと数分、「リブロースの薪焼き」が完成!「ふわっとスモーキーないい匂い! いただきま~す」(倉澤さん)。

メインは7種類の肉料理か3種類の魚料理選べる。今回は看板メニューの「リブロースの薪焼き 200g」(税抜・2980円)をオーダー。「スモーキーな匂いに食欲がそそられます!」(倉澤さん)


食べる際は定番の「バーベキューソース」、醤油に山椒がピリっと効いた「ソイベースソース」、ショウガが香り高いあっさり系の「レモンジンジャー」からソースを1種類選べ、倉澤さんは「バーベキューソース」をチョイス。

一口食べ、倉澤さんもこの表情!倉澤さんいわく「こんなの食べたことない。ふわっと薪の香りが広がって、お肉の香ばしさやうま味もじんわり感じます」とのこと


ソースをつける前にまずはそのままの味をチェックした倉澤さんは、「ん~!」と目を見開く。

オリエンタルスパイスが効いた「バーベキューソース」は甘酸っぱく、ジューシーな肉と相性抜群。ハケでぬることでバランスよくソースがなじむ


「口中に薪の香りが広がります! 外はパリッとしていて、中はジューシーでとっても柔らか。塩気が効いていてシンプルながらも食べ応えがあります。スパイスが効いたソースを付けるとよりうま味が増しますね!」。

爽やかなノンアルドリンク「子供のモヒート」(税抜・880円)は、シャーベット状にしたフルーツなどが入ったジャーにスタッフがトニックウォーターを注いでくれる


デザートまでの口直しに人気のドリンク「子供のモヒート」(税抜・880円)をオーダー。

シャーベット状にした数種類のフルーツシロップにトニックウォーターを注ぐ「子供のモヒート」。しゅわっとひんやりした口当たりは、夏にぴったり!


「フルーティながら、ほんのり香るミントが爽やか。シャーベットのシャリシャリ食感も涼しげですね」(倉澤さん)


「ひんやりフルーティで、食後のドリンクにぴったり。お腹がいっぱいな人はデザード変わりにもいいかも」(倉澤さん)。

チョコムースや自家製マシュマロ、グラハムクラッカーが入ったジャーに煙を入れ、素早くフタを閉める。熱を帯びたスモークで中の素材が一体に!


続いてお待ちかねのデザートタイム。来店して早々、メニューを見ながら「これは外せない!」と倉澤さんが話していた、スモークの香りを楽しむ新感覚デザート「キャンピング・スモア」(税抜・780円)の登場。

煙を噴出するスモークガンで薪の香りを閉じ込める「キャンピング・スモア」(税抜・780円)


「キャンピング・スモア」は、焼きマシュマロをクッキーに挟んで食べるキャンプファイヤーの定番スイーツ「スモア」をアレンジしたもの。“香りを食べる”をテーマに薪のチップの香りをスモークガンで閉じ込めた新感覚スイーツだ。「フードとは異なる、リンゴなどの華やかな香りの薪を使っています」と稲垣さん。

「“香りを食べる”というコンセプトが気になってオーダーしました。マシュマロのイメージが強い“スモア”ですが、どんな風にアレンジされているんだろう」と倉澤さんも興味津々


フタを開けると、スモーキーな煙が立ち上る!「なにこれ、おもしろい!」と倉澤さんもびっくり


「ジャーに入っていて見た目もかわいい!さっそく開けてみます」とワクワク顔の倉澤さん。フタを開けた瞬間、ふわっと煙が立ち上がり「わぁ~! スモーキーな香り」と思わず手を伸ばす。

素材をスプーンで混ぜ合わせていただきます! 「ふわふわした感触」(倉澤さん)


ジャーの中にはグラハムクラッカーになめらかなチョコムース、生クリームを加えたリッチな自家製マシュマロが。煙の熱で程よくとろけた素材を混ぜ合わせ、いただきます!

「雲がとろけていくみたい」と、「キャンピング・スモア」の新食感を解説


「甘いマシュマロが薪の香りに包まれていて、不思議な味わい」と倉澤さん。「ふわっと口の中で消えていくこの食感、まさに新感覚ですね。グラハムクラッカーのサクサクとした食感も楽しい。甘いけど、軽くて後味はさっぱり」。

「カウンターやテーブルもあるCampfired Grill & Cafe THE BANFFは、いろんなシーンで使える雰囲気抜群」と倉澤さん


本格的なキャンプファイヤー料理を満喫した倉澤さん。「肉や魚だけでなく、スモーキーに仕立てたスイーツも絶品。どれもここでしか味わえない新感覚の一品でした。見た目や演出も楽しいキャンプファイヤー料理は、友達同士の食事でも盛り上がること間違いなし!」と満足気。

同店ではほかにも、スモーキーな料理にあうクラフトビールや、シニアソムリエが厳選したオーガニックワインもそろう。味はもちろん、雰囲気も抜群な「Campfired Grill & Cafe THE BANFF」。次のデートや食事会は、日本初のキャンプファイヤー料理で決まり!【東京ウォーカー】

金城和子

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