TOYOTA86 美浜サーキット 特別試乗会レポート

東京ウォーカー

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愛知県の美浜サーキットにて、8月9日「走れ、86。特別試乗会」が開催された。この特別試乗会は、7月~9月に全国6サーキット場で開催され、応募者の中から抽選で合計100名が、トヨタ自動車と富士重工業(スバル)が共同開発した、FR(フロントエンジン・リアドライブ)スポーツカー「TOYOTA86」の新型を試乗・体感できるイベントである。

抽選で選ばれた参加者が全国6会場で試乗。第2回は愛知県美浜サーキットで開催された


このイベントの体験プログラムを監修した、プロレーサー脇阪寿一が新型86のデモ走行で登場すると参加者は早くも釘付けに。その後デモ走行を終えた脇阪に、TOYOTA GAZOO Racing(TGR)ドライバーの松井孝允、国本雄資が加わり試乗会のオープニングがはじまった。参加者一人一人の自己紹介もあり、少し緊張の様子もあったが、脇阪の鋭いツッコミと周囲を巻き込むおちゃめな一面を添えたトークで、会場の雰囲気はより一層明るくなった。

まずは、新型86の製作チームによる詳しい説明があり、「当時の5ナンバー規格の枠内でコンパクトにまとめられながら、その制約を感じさせない美しいデザインとして評価が高い2000GTを隣に置き、オーラを感じながら新型86を完成させた」と制作秘話を披露した。今回の試乗会ではデモレースもあり、脇阪、松井、国本によるコース5周のレースが行われた。その後、レースを終えた3人によるトークショーを開催。途中から開発責任者である、多田哲哉チーフエンジニアも登場し、ますますトークは盛り上がった。そして最後はプロレーサー、86関係者と共に、参加者全員で86のポーズをとり記念撮影を行った。

3人のプロレーサーによるデモレースが行われた


昨今の車への関心が薄れつつある中、実際に車の走りを体感でき、プロレーサーやインストラクターから直接説明を聞くことができるこうした試乗会への参加は、車に興味を持ちつつもなかなか踏み出せない人に、ぜひおすすめする。引き続き「走れ、86。特別試乗会」は、全国6ヶ所で順次開催される。次回以降は、8月17日(水)セントラルサーキット(兵庫県)、8月25日(木)十勝スピードウェイ ジュニアコース(北海道)、9月7日(水)中山サーキット(岡山県)、9月16日(金)エビスサーキット 西コース(福島県)を予定している。すでに試乗会の抽選は終わっているが、見学は可能とのこと。新型86のサウンドや色、形を生で感じてみてはいかがだろうか。特に車好きの方には、この夏の思い出に「走れ、86。特別試乗会」へご来場いただきたい。

今回の会場、美浜サーキットは、伊勢湾と三河湾に囲まれた知多半島にあり、名古屋市内から車で1時間の距離に位置する。多彩なコースレイアウトと国内屈指の大型コースが売りだ。レンタルカートは、手ぶらで訪れてもヘルメットやグローブなど無料レンタルできるので、気軽にレーサー体験ができおすすめだ。【ウォーカープラス編集部/いづみ】

いづみ

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