都営大江戸線の駅がスタジアムに?パラリンピックの魅力を体感

東京ウォーカー

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この夏、都営大江戸線がパラリンピック一色に染まる。8月25日より、都営大江戸線22駅の構内において、パラリンピック競技の魅力を体感できる企画展示「NO LIMITS SPECIAL 大江戸ステーションスタジアム」がスタートした。

同展では、各駅の構内に競技を紹介する展示が登場。東京2020パラリンピック競技大会で実施される、全22競技を取り上げている。今回は、それらの中から注目の展示5つをピックアップ!それぞれの見どころをお届けしよう。

都庁前駅/総合展示


東京2020パラリンピック競技大会の全競技が集結!写真は車いすテニス/都庁前・総合展示


全22競技をまとめてチェックできるのが、都庁前駅の総合展示。地下1階コンコース内に、各競技の大型パネルがずらりと並ぶ。ルールや観戦する際の注目ポイントに加え、カヌーや車いすテニス、バドミントンなど一部の競技では、試合で使用する用具なども展示されている。

新宿西口駅/水泳


競泳選手たちの躍動感を体感しよう!/新宿西口・水泳


駅構内を歩いていると突如現れる、大きなプール。もちろん、実際にプールがあるわけではなく、プロジェクターを使用して床に投影した映像なのだが、臨場感あふれる演出は目を見張るものがある。プールはいくつかのレーンに分かれており、水のゆらめきを伴って、時折選手が泳いでいく。

水面には、「超えられない壁」「困難」「あきらめ」といったネガティブな言葉に続き、「乗り越えてみせる」「今がチャンス」「自分を信じて」などポジティブな言葉が表示される。選手の心の葛藤や、パラリンピックに向かう意気込みも伝わってくる展示だ。

月島駅/ゴールボール


9m幅のゴールは、近くで見ると想像以上に大きい/月島・ゴールボール


次に紹介するのは、パラリンピックならではの競技である、ゴールボールの展示。同競技は、視覚障害者を対象に考案されたスポーツで、選手は全員、“アイシェード”と呼ばれる目隠しをして競技に参加。鈴の入ったボールを互いに転がし合い、相手ゴールに入れて得点を競う。今回の展示では、 “アイシェード”をした3体のマネキンを選手に見立て、9m幅のゴールを守る様子が再現されている。躍動感あふれるマネキンのポーズに、ぜひ注目を!

大門駅/車椅子バスケットボール


バスケットボールのコート内に、4つのデジタルサイネージが並ぶ/大門・車椅子バスケットボール


大門の駅構内に、バスケットボールのコートが出現。コート内には4つのデジタルサイネージが設置されており、選手の華麗な動きを映し出す。素早くキレがある見事な車輪さばきに、圧倒されること間違いなし!「もう駄目だ。無理かもしれない」と一度は心が折れかけた選手が、気持ちを切り替え、再び立ち向かっていく様子が展開され、見ごたえのある内容となっている。

六本木駅/自転車競技


2人乗りのタンデム車を展示/六本木・自転車競技


パラリンピックの自転車競技は、障害の種類や程度、使用する自転車などにより、13のクラスに分かれている。今回、六本木駅に展示されている自転車は、視覚障害(Bクラス)の選手が使用する、2人乗りのタンデム車。前の席に「パイロット」と呼ばれる晴眼者が乗り、後ろに視覚障害選手が乗る。

展示では急傾斜の競技場が再現されており、実際に見るとあまりの角度に驚かされる。今にもハイスピードで走り抜けていきそうな迫力を、ぜひ間近で体感してほしい。場所は東京ミッドタウン方面の改札内に設置されている。

「NO LIMITS SPECIAL 大江戸ステーションスタジアム」は、9月21日(水)まで開催!各駅の展示を巡ってスタンプを集めると、抽選でオリジナルグッズが当たるスタンプラリーも実施中だ。すべての展示に足を運び、景品ゲットを狙ってみては?【ウォーカープラス編集部/水梨かおる】

水梨かおる

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