マンガみたいな初公開作品が登場!話題の「若冲ワンダーランド」が滋賀で開催中

関西ウォーカー

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江戸時代の中期にあたる18世紀に活躍した日本画家・伊藤若冲(いとうじゃくちゅう・1716〜1800)の作品を集めた展覧会「若冲ワンダーランド」(主催:MIHO MUSEUM、京都新聞社)が滋賀県甲賀市のMIHO MUSEUM(ミホ ミュージアム)で、12/13(日)まで開催されている。

若冲は独特の画風が若者から年配の方まで幅広い層の人気を集めるが、今回の展覧会では、最近新たに発見された「象と鯨図屏風」が初公開ということで話題を呼んでいる。この作品は、北陸にある旧家に伝わったもので、昨年夏に存在が知られたばかりのもの。陸の王者・ゾウと海の王者・クジラがエールを交換しているような情景は、奇抜さを特色とする若冲の絵の中でも他に例をみない。「ゾウの耳がへんに丸くて、ミッキーマウスみたいでしょ。クジラが泳いでいる波の描き方なども変わっていて、マンガやアニメみたいな面白さがある」と、8/31の開催前に行われたマスコミ向けの内覧会で辻惟雄氏(MIHO MUSEUM館長)は説明をしていた。

たしかに、ゾウはディズニー・アニメに出てくるキャラクターみたいだし、クジラの絵で描かれる海は、まるで宮崎駿監督のアニメ映画「崖の上のポニョ」に出てくる海みたいだと記者は感じた。

この優しい目つきをした、大きなぬいぐるみみたいなゾウと、黒々と大きなクジラが潮を吹く、迫力のあるちょっと不思議な作品「象と鯨図屏風」を含め、若冲の作品を中心に合計約130点(期間中に作品の入れ替えあり・常時約50点)が展示される。

(関西ウォーカー若林毅)

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