あんこ好き絶賛!手みやげにおすすめな京銘菓7選

関西ウォーカー

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豆餅や最中など、京都にはあんこを使った銘菓が数多く存在。そこで、あんこ好きも絶賛する、京都で長年愛される老舗のおすすめ京銘菓を紹介!どれもシンプルで洗練された味わいなので、自分用にも贈物にも最適な銘菓が見つかるかも!

並んででも購入したい柔らかな豆餅「出町ふたば」


【写真を見る】熟練の職人が瞬く間に作り上げていく早技は見事!「名代 豆餅」はつねにできたてが購入できる/出町ふたば


常時約10数種の生菓子や赤飯などが並び、つねに行列の絶えない店「出町ふたば」(出町柳・創業1899年)。なかでも評判なのが看板商品の「名代 豆餅」。昔ながらの製法で作る絶妙な塩かげんの赤エンドウを混ぜ込んだお餅で、1日に2000個が売れることもある。

富良野産赤エンドウの程よい塩味と、十勝産小豆を使ったしっとりとした優しいあんこの甘さが特徴の「名代 豆餅」(6個入り1080円+箱代100円) /出町ふたば


「名代 豆餅」(6個入り1080円+箱代100円) 。富良野産赤エンドウの程よい塩味と、十勝産小豆を使ったしっとりとした優しいあんこの甘さは、一度食べたらとりこになるはず。1個175円から購入可。あんこ:こしあん/消費期限:当日中

平日でも20分待ちは珍しくないほどのにぎわい。開店直後なら比較的人も少なめ/出町ふたば


平日でも20分待ちは珍しくないほどのにぎわい。開店直後なら比較的人も少なめ。

生麸ならではのモッチリした食感「麩嘉 本店」


日本で最も古いと言われる生麸専門店だけに、歴史を感じさせる店構え


京料理に欠かせない食材、生麸を作り続けて200年以上の老舗「麩嘉 本店」(丸太町・創業江戸時代後期)。わざわざ遠方から足を運ぶファンも多い「麩まんじゅう」は、こしあんを生麸で包んだもので、餅とは異なる独特の弾力があり、一度食べたらクセになるはず。

生麸に練り込まれた青海苔の風味と、口溶けのいいあっさりこしあんの甘味が好相性な「麩まんじゅう」(5個入り1134円)/麩嘉 本店


「麩まんじゅう」(5個入り1134円)。生麸に練り込まれた青海苔の風味と、口溶けのいいあっさりこしあんの甘味が好相性。基本的に予約制で、当日販売分が残っていれば購入できる場合もある。あんこ:こしあん/消費期限:3日間(要冷蔵)

昔ながらのおくどさんを使った銘菓「中村軒」


桂離宮の目の前というロケーション。季節ごとの生菓子も充実/中村軒


茶屋を併設した和菓子店「中村軒」(西京区・創業1883年)は、冬はぜんざいやみたらし団子なども人気だが、まず味わいたいのが「麦代餅」。かつて周囲に農村が広がっていた時代に、農家の人たちの間食として愛されていただけに、1個約110gとボリューム満点。

ソフトな食感の粒あんが特徴の「麦代餅」(290円)/中村軒


「麦代餅」(290円)。北海道産小豆を使った粒あんは、昔ながらのおくどさん(かまど)で、じっくりと火を通すことでソフトな食感に仕上がる。ミニサイズ220円もある。あんこ:粒あん/消費期限:当日中

太閤・秀吉も虜にした銘菓を堪能「長五郎餅」


茶屋スペースでは長五郎餅2個が付いた、「煎茶セット」(380円)も味わえる/長五郎餅


「長五郎餅」(北野天満宮・創業安土桃山時代)は、かつて豊臣秀吉が催した北野大茶会で献上した餅が気に入られ、店主の名から「以後、長五郎餅と名乗るべし」と言われたのが由来。21代、400年以上たつ今でも、北野天満宮の参拝みやげに重宝されている。

柔肌のようななめらかな羽二重餅で、あっさりとしたこしあんを優しく包んだ「長五郎餅」(6個入り907円)/長五郎餅


「長五郎餅」(6個入り907円)。柔肌のようななめらかな羽二重餅で、あっさりとしたこしあんを優しく包んでいる。丹波大納言と十勝産小豆をブレンドしたこしあんは、まろやかな舌触り。あんこ:こしあん/消費期限:2日間

本わらび粉を使った繊細な味わい「先斗町駿河屋」


「和三盆ちどり」(5個¥465をはじめ、先斗町ならではの和菓子もそろう/先斗町駿河屋


名店「するがや祇園下里」からのれん分けされて開業した「先斗町駿河屋」(三条・創業1898年)。以来、自然の素材が持つ味を生かした、丁寧な菓子作りが支持され、約120年にわたり愛されている。本わらび粉を使ったひと口わらびは、プルプルと柔らかな食感だ。

みずみずしいわらび餅の中に、なめらかで程よい甘さのこしあんが入った「ひと口わらび」(6個入り1456円)/先斗町駿河屋


「ひと口わらび」(6個入り1456円)。みずみずしいわらび餅の中には、なめらかで程よい甘さのこしあんが入っている。繊細で上品な味わいだと好評。8個入り1928円や10個入り2400円もある。あんこ:こしあん/消費期限:当日中

あんこの卸の会社が本気で作る最中「中村製餡所」


一枚ずつ手焼きする皮はパリッとした食感!/中村製餡所


もともとは和菓子店などにあんこを卸す会社だった「中村製餡所」(北野天満宮・創業1908年)が、地元の人からの声に応え、30年ほど前から最中のセットを一般にも販売。皮とあんこが別々になっていて、あんは粒あん、こしあん、白あんの3種から選べる。

その日の小豆の状態により、1分間隔で火かげんを調節するなど、卸ならではのこだわりが詰まった「あんこ屋さんのもなかセット」(あんこ500g550円、最中の皮10組550円)/中村製餡所


「あんこ屋さんのもなかセット」(あんこ500g550円、最中の皮10組550円)。その日の小豆の状態により、1分間隔で火かげんを調節するなど、卸ならではのこだわりが詰まっている。一枚ずつ手焼きする皮はパリッとした食感!あんこ:3種から選べる/消費期限:10日間(要冷蔵)

月に3日間しか買えない貴重などら焼「菓子匠 笹屋伊織 本店」


守り続けた伝統の味で京都御所や神社仏閣、茶道お家元からも愛される名店/京菓匠 笹屋伊織 本店


京都でも有数の老舗、「京菓匠 笹屋伊織 本店」(七条大宮・創業1716年)の銘菓は、江戸時代に東寺のお坊さんから依頼され完成したどら焼。一般的なものとは異なる円柱形をしていて、販売されるのは弘法大師の命日を中心とした20日から22日と、1か月のうち3日間だけ。

なめらかなこしあんが、もっちりとした秘伝の皮で包まれた「どら焼」(1棹1512円)/京菓匠 笹屋伊織 本店


「どら焼」(1棹1512円)。なめらかなこしあんが、もっちりとした秘伝の皮で包まれている。ほんのりと竹の香りも。そのまま味わうのはもちろん電子レンジで温めるのもおすすめ。あんこ:こしあん/賞味期限:7日間【関西ウォーカー編集部】

編集部

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