北海道には冬にだけ出現する氷や雪の「街」があるんです
北海道ウォーカー
北海道で、「夏にはなくて冬にあるもの」って何でしょう?? ええ、雪ですね。雪があんまり積もらない地域もありますけど、大体雪か氷ですね。でも、実はほかにもあるんです。夏には無かった「街」や「村」が、冬にだけ突然現れるという…。
あ、怖い話ではないのでご安心を。あと、別に「突然」というわけじゃないです。どれもしっかりとした準備期間とたゆまぬ努力を経て、どーんと現れます。

まずはこちらの「街」。例年12月中旬から3月の夜に現れる、<氷の街「アイスヴィレッジ」>です。「氷の街」とうたっている通り、会場には氷のバーやホテル、教会などさまざまな氷のアクティビティが並びます。
2016年は12/10(土)から開催。会場となるのは、占冠村の星野リゾート トマム。マイナス20℃(!)まで気温が下がる「街」で、寒さを生かした体験が味わえます。たとえば…

テーブルもイスも氷で出来た「アイスダイニングホワイトポット」。そんな氷の空間で熱々の「北の地のシチュー」(2~3人前¥3000)が堪能できちゃいます。ほかにも、9つの氷の専門店や、氷の露天風呂「アイスインフィニティ」など見どころ満載です!
そうそう、氷のお風呂を楽しめる「村」はほかにもあります。十勝エリアの鹿追町で例年1月下旬ごろから開催される<しかりべつ湖コタン>。

完全結氷した然別湖の上に、イグルーやアイスチャペルなどすべてが雪と氷で作られた「村」が現れるんですが、そのなかに「氷上露天風呂」なるものもあるんです。「氷上で入浴は…ちょっとハードルが高いかも」とお思いの皆さま、ではアイスバーはいかがでしょう?

美しい氷のなかでひと休み、なんていうのも素敵です。氷のグラス(有料)もありますよ。
「せっかく冬の北海道に行くなら、雪のアクティビティを思う存分楽しみたい!」なんて方もいるでしょう。ありますよ、そんなアナタにぴったりの「村」。

こちらは、北海道のへそ・富良野市に現れる<雪の遊園地「ふらの歓寒村」>。ここでは全長201mという、迫力のチューブ滑りが楽しめるんです。歓寒村の入場者(入場料300円)は一回無料で楽しめるので、ぜひ挑戦してみては? このほか、スノーカーリングやスノーモービルなどの体験(500円~)ができたり、散策路にはハートの雪像で出来た記念撮影スポットもありますよ。

どの「街」も「村」も、寒いからこそ楽しめる体験がめじろ押し。溶けて消えてしまう前に、ぜひ足を運んでみてください!
【北海道ウォーカー編集部】
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