近代巨匠絵画展 自画像・裸婦から見る日本洋画の変遷と杉山寧

1928年に開業し、日本で最も歴史のある洋画商として知られている日動画廊。1972年には創業者の長谷川仁により茨城県笠間市に美術館を開館。国内外の洋画の名品が所蔵されている。今展では、日動画廊の豊富なコレクションを中心に、安井曾太郎、岸田劉生(きしだりゅうせい)、鴨居玲などの国内作家、そしてパブロ・ピカソやマルク・シャガールなどの海外作家も含め、日本洋画史に残る巨匠の絵画が展示される。自画像と女性像をテーマに紹介し、作家たちの素顔にも迫っていく。また、文化勲章受章者である日本画家の杉山寧(すぎやまやすし)、並びに高山辰雄、加山又造などの作品も特別展示される。